- 毎日満員電車で通勤するのがつらい
- どうすればブラック企業に入らなく済むんだろう
- IT未経験だけどIT業界に転職する方法を知りたい!
何も知らずに転職活動をしたIT業界未経験者が、転職に失敗してしまうケースをよく聞きます。
私は未経験からIT業界へ転職し、SES3社を経てAWSエンジニアに。
転職エージェントを利用した転職で年収を3年で400万円アップさせることができました。
しかし、ここまで来るのに転職での失敗や遠回りもたくさん経験してきました。
そこでこの記事では、IT業界未経験者でもIT業界への転職を成功できるよう「IT業界の基本情報から転職モデルケース、最新の情報」まで1ページで全て解説します!

- IT業界の最新情報
- 著者が未経験からIT業界に転職した方法
- 再現性の高い、最新の転職モデルケース
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【前提知識】IT業界について知る

まずは最初のステップでIT業界についての前提知識について学んでいきましょう!
IT業界がどんな業界でどんな仕事があるのかを知る事で、この後の話の解像度が上がっていきます。
IT業界が実際どんな業界か全然知らないや。
STEP1では、IT業界についてざっくり説明していくよ!
①IT業界の現状・必須知識を知る
IT業界も人手不足って聞いた事あるんだけど、それなら未経験からでも入りやすいってこと?
IT業界は年々市場規模が上がっていくと同時に、2030年には79万人ものエンジニアが不足するという試算があるほど人手不足に悩まされています。

人手不足が課題としてあがっているので、未経験からでもIT業界に入るチャンスはありそうなことがわかりますね!
IT業界に限らず、未経験から新しい業界にチャレンジするのは最初は大変です。
人手不足だからって簡単に入れるわけではないですが、現状は抑えておきましょう!
下記の記事でIT業界の人手不足事情やトレンド技術についても触れているので合わせてご覧ください。
- IT業界は人手不足
- トレンド技術を抑えておくのが重要
②IT業界の職種を知る
ITエンジニアの職種で、大きな括りとして抑えておいて欲しいのは「インフラエンジニア」と「開発エンジニア」の2つがあることです。
さらにそこから細分化して別れていきますが、まずはこの2つを抑えておけばOKです。
イメージ↓
今の段階では2種類あることを抑えておけばOKです。
2つあるのは分かったけど、どっちを選べばいいんだろう、、?
一般的に、未経験者にはインフラエンジニアがおすすめされているよ!
下記の記事でIT未経験者におすすめの職種とその理由も解説していますのでご覧ください。
- IT業界には大きく分けて2つの職種
- インフラエンジニア
- 開発エンジニア
③IT企業の種類を知る
IT企業にも様々な業態の会社があります。大きくは下記の5つです。
- メーカー(IT製品の開発・販売)
- SIer(システムインテグレーター)
- SES(システムエンジニアリングサービス)
- 自社開発企業
- 受託開発企業
知らない英語とかカタカナが並んでる、、、読みたくない、、、
って感じるかもしれませんが、ここでは全然覚えなくていいので安心して次に進んでください!
未経験からだと、どこに入ることが多いの?
IT業界未経験の場合、まずはSES企業に入ることが多いよ!
下記の記事でそれぞれの企業の大まかな特徴や具体的な会社名も紹介しているので合わせてご覧ください。
- IT企業には大きく5種類ある
- それぞれの会社の特徴が違う
- 自分に合った会社選びが大事
④IT業界の給料事情を知る
ITエンジニアの給料は、日本人の平均年収より高いことが調査で分かっています。

肌感ですが、実際は20代のうちからもう少し稼いでいる人は多くいるなと感じています。
全体的に見ると経験が浅い20代のうちは年収が低めではあります(ここはIT業界に限らずです)が、経験やスキルがつけば年収が上がりやすい職業になっていると思いますし、私も実際にそうでした。
給料が上がりやすくて、平均年収も高いのは魅力だね!
資格手当があったり、自分の実力次第で給料も上がりやすいから、今まで報われなかった人には嬉しい環境だね!
職種別の給料水準や実際の相場観について下記の記事で詳しく書いているのであわせてご覧ください。
- 日本人の平均年収より年収が高い
- 職種によっても年収は違う
【著者体験談】未経験からIT業界に転職したモデルケース

STEP2では、私が未経験からIT業界に転職した時の考え方や実際の活動内容について書いてます。
どのように転職活動を進めて行けばよいか迷っている人は、ぜひ参考にして下さい。
実際に転職活動ではどんなことをしたの?
未経験からのIT転職だからこそ必要だった準備や失敗したこともあったから詳しく書いていくよ!
①【準備編】転職活動の軸を決める

私はまず、「転職活動の軸」を決めました。これは皆さんにもまず最初にやって欲しい事です。
「転職活動の軸」とかっこよく言っていますが、要は希望条件の優先度付けです。
例えば家を探すときに、「家賃はいくら」とか「駅から徒歩○○分」とかそういったことを最初に考えますよね?
IT業界への転職も全く同じで「年収はいくらほしい」「残業はあんまりしたくない」など、優先順位が人それぞれあると思います。
下記の記事では、条件の優先度をつけるときのコツや私が実際に決めた優先順位も紹介しているので合わせてご覧ください。
漠然と転職活動を進めて行くより、具体的なイメージがあった方がよさそうだね!
- 転職の軸を決めることが重要
- 軸を決めたら優先度をつける
- 考えの整理にはマインドマイスターがおすすめ
②【準備編】転職エージェントを利用する
私が転職活動中にメインで利用したのは、「転職エージェント」です。
転職エージェントは無料で使えるし、転職者の強い味方だよね!
そうだね!私が転職する時は必ずお世話になっているよ!
転職エージェントには2社登録していました。
理由としては、1つしか登録していないと相性が合わなかった場合に困るのと、より多くの案件に触れるために2社登録していました。
ただ、中には「連絡が多すぎる」といった声や、「希望と違う求人を紹介された」なんてことも、、、
そんなトラブルにあわないように、自分にあった転職エージェントを選ぶことが大切です。
下記の記事で未経験からIT業界を目指す人におすすめの転職エージェントをいくつか紹介しているので合わせてご覧ください。
結論を先にお伝えすると、今あえて1つに絞るならユニゾンキャリアがおすすめです。
選んだ理由や背景も解説しているので、詳細については記事をご覧ください。
- 転職エージェントの利用は必須
- 転職エージェントは複数登録が基本
- あえておすすめを1つあげるならユニゾンキャリア
③【実践編】転職活動の体験談
- ※最初に伝えておきたいこと
-
まず、お話ししなければならないのは、私が未経験からIT業界に転職した2021年は今よりもIT業界に入りやすい状況にありました。
ここが今(執筆時:2025年6月)とは状況が違うところです。
したがって、当時の転職戦略では通用しない部分もあると思います。
そこで、最新の転職モデルケースについてはSTEP3で初心者の方にも分かりやすく書いているのでぜひそちらをご覧ください。
当時の転職体験をあたかも今も通用するような言い方をしてしまうと、読んだ方にとって不利益となってしまうので、あらかじめこちらでお伝えしました。
これを踏まえ、あくまで1つの転職体験談として楽しんで頂ければと思います!
それでは続きをどうぞ!
①,②の準備が終わり、実際に転職活動に入りました。
正直、当時はIT業界のことを何も知らずに転職活動に入りました、、
今考えるとありえないですが、とにかくIT業界に飛び込めばどうにかなると思っていました。(マネしないでください。笑)
大きな流れとしては以下のように進めました。
未経験OKな求人に片っ端から応募するが書類選考すら通らず、、
このままだと転職できないと思い転職エージェントを利用
次に転職エージェントへの登録
転職エージェントには非公開求人があったり、利用する様々な利点があることを改めて知ったためすぐに登録
担当のアドバイザーと相談しインフラ→クラウドの道で行こうと決定
他にもIT業界の現状や知っておいた方がいい情報、面接までに学習した方がいいことなど本当にサポートが充実していた
未経験OKな企業に片っ端から応募
※担当アドバイザーと相談し条件をクリアした会社のみ
20社は応募し、その中から書類選考が通って面接に進んだのは2社のみ
面接に進んだ2社はどちらも内定
この時に面接でアピールしたポイントは「継続力」と「やる気」
(今思うと、よくこんなやつ採ったなと思います(笑)
このような形で転職活動を進めて行きました。
総括して言えるのは、よくこんな何の準備もせずにIT業界に飛び込もうと思ったな。そしてよく転職できたな。と思いました。
運が良かったと思っています。
さらに詳しい転職活動の詳細については下記の記事で書いているので興味がある方は覗いてみて下さい。
次は実際の転職モデルをお伝えします!
私みたいな転職活動にならないように、「今ならこうやって転職活動する」っていう内容を書いています。
- 2020年と2025年現在で転職市場の市況は異なる
- 転職サイトだけで活動していたが失敗した
- 転職エージェントでは希望を伝える事が大事
【転職モデル】今、未経験からIT業界に転職するならこれをやる

STEP3では、私が今、未経験の状態でIT業界に転職するならこうやって転職活動するって内容をお伝えします。
IT業界に来て4年がたち、IT業界についての知識や経験が溜まってきました。
そんな知識と経験をもとに再現性の高い転職プランをお伝えしたいなと思います。
実際にエンジニアとして働いているからこそわかる情報もあるもんね!
このSTEP通りに進めて行けば、かなり高い確率でIT業界への転職活動は成功すると思うよ!
①市場価値の高い資格を取得する
市場価値の高い資格を取得する事で、転職成功の可能性をグッと引き寄せることが出来ます。
資格は客観的に知識を証明出来たり、資格取得自体にやる気や継続力が必要となり、特に未経験の時には有効なアピールポイントになります。
実務経験がない分、まずは最低限の知識を持っていることを客観的に証明できる資格を取得する感じだね!
そうだね!まずはアピールポイントを作っていくことを意識して行動していこう!
取得する資格については、下記の中のどれかの組み合わせで取ることをオススメします。
- Java Gold
- Java Silverと以下いずれか
- Oracle Master Silver SQL
- LPIC-1
- IPAの基本情報以上
- LPIC-3
- LPIC-2と以下いずれか
- AWSのアソシエイト以上
- IPAの基本情報以上
- CCNP
ただ、正直↑であげた資格は未経験から取るには難しい資格だと思います。
最終的には上記の資格を取ることをゴールにして欲しいですが、IT完全未経験の人はまずはITパスポートから学習を始めてみることをオススメします。
資格を選んだ理由や背景について知りたい方は下記の記事で詳しく解説しているので気になる方はぜひご覧ください。
- 資格取得で市場価値を上げることが大事
- 実務に直結するベンダー資格がおすすめ
- IT完全未経験の人はITパスポートからがおすすめ
②資格の学習状況をSNSで発信する
意外、、。と思われた方もいるかもしれませんがSNSを活用することで転職活動の成功率を上げることが出来ます。
なぜなら、SNSで直接スカウトや面談依頼がくることがあるからです!
これは実際に私のXアカウントに来たDMです。

エンジニアを採用するために各社の人事が積極的にXなどのSNSでスカウトをしていると聞きます。
カジュアル面談と言いつつ、実は採用へ直結している場でもあるのです。
SNSでは以下をアピールすると効果的です!
- 資格の学習状況(今日どんなことを学んだとか)
- 取得した資格
- プロフィールにはどんな人間か分かる情報を
- 転職したい意志があること
このように、SNS(Xがおすすめ)で発信をすることにより、あなたの学習への意欲や継続力をアピールすることができ、結果的に転職活動にプラスになる可能性が高いです。
具体的にどんな投稿をしたらいいか、や、実際の活用例については下記の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
- SNSをうまく活用する事で転職の成功確率が上がる
- 投稿内容は日々の学習をメインに。
③資格を武器に転職活動を行う

ここまで読んで頂きありがとうございます!ついにここがラストステップです。
前段で「SNSを活用した転職」を紹介しましたが、これはあくまで「受け」の姿勢の転職活動です。
そしてスカウトが来るとは限りません。
自分から転職先を探しに行くのが必要です。
ここで転職活動に利用するサービスが、「転職エージェント」です。
無料で使えるしサポートも充実しているから利用者は嬉しいよね!
そうだね!面接のサポートや企業との調整も引き受けてくれるから転職活動の大きな味方だね!
私の転職体験談でも同じことを書いていますが、未経験からIT業界に転職する時に転職エージェントの利用は必須と考えています。
下記の記事では、私が未経験からIT業界に転職した時の転職エージェントの活用方法をさらに詳しく解説しています。
転職に失敗したくない方はぜひご覧ください。
- 転職エージェントの利用は必須
- 転職エージェント選びは慎重に
今回は未経験からIT業界に転職するための方法を見て行きました。
転職活動に困った時は、ぜひこのページを転職活動の指針にして、転職活動を成功させてください!
IT業界で働き始めたあとのキャリアアップ方法については下記の記事で紹介しています。
実際に入社した会社でどんな仕事をしたのかや、失敗したことも解説しています。
今からどうやってキャリアを積んで行くかイメージする事で、モチベーションにも繋がります。
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それでは、良いエンジニアライフを!