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目次
  1. あ行
  2. い行
  3. う行
  4. え行
  5. お行
  6. か行
  7. き行
  8. く行
  9. け行
  10. こ行
  11. さ行
  12. し行
  13. す行
  14. せ行
  15. た行
  16. ち行
  17. つ行
  18. て行
  19. と行
  20. な行
  21. に行
  22. ね行
  23. の行
  24. は行
  25. ひ行
  26. ふ行
  27. へ行
  28. ま行
  29. め行
  30. も行
  31. ゆ行
  32. よ行
  33. ら行
  34. り行
  35. れ行
  36. ろ行
  37. わ行
  38. A
  39. B
  40. C
  41. D
  42. E
  43. F
  44. G
  45. H
  46. I
  47. J
  48. K
  49. L
  50. M
  51. N
  52. O
  53. P
  54. R
  55. S
  56. U
  57. V
  58. W
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あ行

アーキテクチャ (Architecture)

システムやソフトウェア全体の構造設計のことです 。家を建てる際の「設計思想」や「基本構造」に例えられます。どの部屋をどこに配置し、それらをどのようにつなぐか、水道や電気の配線をどうするか、といった全体の骨格を決めるプロセスがアーキテクチャ設計にあたります。優れたアーキテクチャは、システムの性能、信頼性、拡張性、そして将来のメンテナンスのしやすさを大きく左右する、非常に重要な要素です 。  

アイドマ (AIDMA)

消費者が商品やサービスを知ってから購入に至るまでの心理的なプロセスをモデル化したものです 。「Attention(注意)」→「Interest(興味)」→「Desire(欲求)」→「Memory(記憶)」→「Action(行動)」の5段階の頭文字を取っています。主にマーケティング分野で、顧客の行動を理解し、各段階に応じた施策を考えるために利用されます。  

アイコン (Icon)

コンピューターの画面上で、機能やファイルなどを小さな絵や記号で表現したものです 。ユーザーが直感的に操作を理解できるように助ける役割を持ちます。例えば、ゴミ箱のアイコンはファイル削除を、虫眼鏡のアイコンは検索を意味します。  

アウトソーシング (Outsourcing)

自社の業務の一部、例えばシステム開発や運用・保守などを、専門知識を持つ外部の企業に委託することです 。自社にない専門性を活用したり、コストを削減したり、コア業務に集中したりするために行われます。  

アカウント (Account)

特定のサービスやシステムを利用するための権利や、利用者を識別するための情報のことです 。一般的には、ユーザーIDとパスワードの組み合わせで管理されます。  

アジャイル開発 (Agile Development)

ソフトウェア開発手法の一つで、「素早い」「機敏な」という意味の通り、スピードと柔軟性を重視します 。計画を完全に固めてから開発を始めるのではなく、「計画→設計→実装→テスト」という小さなサイクルを短期間で何度も繰り返すのが特徴です 。  

家づくりに例えるなら、最初に全体の設計図を完璧に仕上げてから工事を始めるのが伝統的な「ウォーターフォール」開発です。一方、アジャイル開発は、まずリビングだけ作ってみて、家族に使ってもらい、「窓をもう少し大きくしたい」といったフィードバックを反映させてから次の部屋に取り掛かるような進め方です。これにより、顧客の要望の変化に強く、本当に価値のあるものを届けやすくなります 。  

アタッチ/デタッチ (Attach/Detach)

「アタッチ」は接続する、取り付ける、「デタッチ」は切り離す、取り外すという意味の対義語です 。クラウドコンピューティングの文脈でよく使われ、例えば仮想サーバーにストレージ(ディスク)を接続することを「アタッチする」、切り離すことを「デタッチする」と表現します。  

アドオン (Add-on)

既存のソフトウェアに、後から機能を追加するための小さなプログラムのことです 。Webブラウザに広告をブロックする機能を追加したり、特定のゲームに新しいキャラクターを追加したりするものがアドオンにあたります。  

アナリティクス (Analytics)

データを分析すること、またはそのためのツールを指します 。特にWeb業界では、Googleが提供する無料のWebサイトアクセス解析ツール「Google Analytics」を指す場合が多いです。サイト訪問者数や滞在時間、どのページが人気かといったデータを分析し、サイト改善に役立てます。  

アフィリエイト (Affiliate)

個人のブログやWebサイトに企業の商品やサービスの広告を掲載し、その広告経由で商品が売れたり、サービスが契約されたりした場合に、成果に応じて報酬が支払われる仕組みです 。成果報酬型広告の一種です。  

アプリケーション (Application)

特定の目的のために作られたソフトウェアのことです 。スマートフォンにインストールする「アプリ」もアプリケーションの略称です。ワープロソフト、表計算ソフト、Webブラウザ、ゲームなど、OS上で動作する様々なソフトウェアがこれにあたります。  

アラート (Alert)

システムに異常が発生した際や、注意を促す必要がある場合に、管理者やユーザーに送られる警告通知のことです 。  

アルゴリズム (Algorithm)

特定の問題を解決するための、明確な手順や計算方法のことです 。料理のレシピに似ており、「入力」という材料に対して、決められた手順で処理を行い、「出力」という料理を完成させます。検索エンジンが最適なWebページを見つける手順や、SNSが「おすすめの投稿」を表示する手順もアルゴリズムの一種です。  

アンカーテキスト (Anchor Text)

Webページ上でリンクが設定されているテキストのことです 。青い文字で下線が引かれていることが多く、クリックすると別のページに移動します。例えば、「詳しくはこちら」という文字にリンクが設定されていれば、「詳しくはこちら」がアンカーテキストです。

い行

イーコマース (EC / E-Commerce)

「Electronic Commerce」の略で、インターネットを通じて商品やサービスを売買すること、つまりネットショッピングやオンライン取引全般を指します 。  

イニシャルコスト (Initial Cost)

システムやサービスを新たに導入する際に、最初にかかる費用のことです 。「初期費用」とも呼ばれます。これに対して、運用を続けるために継続的にかかる費用を「ランニングコスト」と呼びます。  

イベント (Event)

システムやプログラムにおいて、ユーザーの操作(クリックやキーボード入力など)や、システムの内部で発生した特定の出来事(データの読み込み完了など)を指します。プログラミングでは、これらのイベントをきっかけに特定の処理を実行する、という作り方が一般的です。

イメージ (Image)

一般的には「画像」を意味しますが 、ITインフラの文脈では、サーバーのOSやアプリケーション、設定などを丸ごとコピーして保存したファイル(テンプレート)を指すことがあります。このイメージファイルを使うことで、同じ構成のサーバーを素早く何台も複製できます。  

インスタンス (Instance)

プログラミングの「オブジェクト指向」という考え方で使われる用語で、「クラス」という設計図を元に作られた実体のことです 。例えば、「自動車」というクラス(設計図)があれば、その設計図から作られた「赤いスポーツカー」や「白いミニバン」がそれぞれインスタンスにあたります。クラウドコンピューティングでは、仮想サーバー1台分のことをインスタンスと呼ぶこともあります。  

インターネット (Internet)

世界中のコンピューターネットワークを相互に接続した、巨大なネットワークのことです 。Webサイトの閲覧、電子メールの送受信、動画のストリーミングなど、我々が日常的に利用する多くのサービスは、このインターネットという基盤の上で成り立っています。  

インタプリタ (Interpreter)

プログラミング言語で書かれたソースコードを、コンピューターが理解できる機械語に1行ずつ翻訳しながら実行するプログラムのことです 。ソースコードを書いてすぐに実行できる手軽さがありますが、実行速度はコンパイラ型言語に劣る傾向があります。PHP、Python、Ruby、JavaScriptなどがインタプリタ方式を採用しています 。  

インターフェース (Interface)

「接点」「境界面」を意味し、2つの異なるものが情報をやり取りするための仕組みや規約のことです 。ユーザーがコンピューターを操作するための画面やボタンは「ユーザーインターフェース(UI)」、ソフトウェア同士が連携するための仕組みは「API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」と呼ばれます。  

インデックス (Index)

データベースにおいて、データの検索速度を向上させるための「索引」のことです 。分厚い本の巻末にある索引と同じで、特定のデータがどこにあるかを素早く見つけ出すのに役立ちます。また、検索エンジンがWebページを自身のデータベースに登録することも「インデックスする」と言います 。  

インバウンドマーケティング (Inbound Marketing)

ブログやSNS、動画コンテンツなど、ユーザーにとって価値のある情報を提供することで、顧客側から自社を見つけてもらい、興味を持ってもらうマーケティング手法です 。広告などで企業側から積極的にアプローチする「アウトバウンドマーケティング」とは対照的な考え方です。  

インフラストラクチャー (Infrastructure)

一般的には道路や水道、電気といった社会基盤を指しますが、IT業界では、システムやサービスを動かすための基盤となるハードウェアやソフトウェアのことを指します 。「ITインフラ」とも呼ばれます。サーバー、ネットワーク、OS、データベースなどがこれにあたり、ITシステムの土台となる非常に重要な部分です 。  

インプレッション (Impression)

Web広告やSNSの投稿などが、ユーザーの画面に表示された回数のことです 。クリックされたかどうかは関係なく、純粋に表示された回数を指します。広告の露出度を測るための基本的な指標です。  

う行

ウォーターフォール開発 (Waterfall Development)

システム開発手法の一つで、滝の水が上から下に流れるように、工程を一つずつ順番に進めていく開発スタイルです 。最初に「要件定義」でシステム全体の仕様を固め、「設計」「実装」「テスト」と後の工程には戻らないことを原則とします。計画が立てやすく品質を管理しやすい反面、途中で仕様変更が発生すると対応が難しいという特徴があります。この柔軟性の低さを克服するために「アジャイル開発」が生まれました。  

埋め込み系システム (Embedded System)

家電製品や自動車、産業機械など、特定の機能を実現するために機器に組み込まれるコンピューターシステムのことです 。「組み込み系」とも呼ばれます。スマートフォンやカーナビ、工場のロボット制御など、身の回りのあらゆる機器で使われています。  

え行

エラー (Error)

プログラムの誤りや、システムの異常な状態のことです。プログラムの文法間違いである「シンタックスエラー」や、実行中に発生する「ランタイムエラー」など、様々な種類があります。

演算子 (Operator)

プログラミングにおいて、足し算や引き算、比較などの計算を行うための記号です 。  

+(加算)、-(減算)、*(乗算)、/(除算)といった「算術演算子」や、==(等しい)、!=(等しくない)、>(より大きい)といった「比較演算子」などがあります 。  

お行

オフショア開発 (Offshore Development)

システム開発やソフトウェア開発などの業務を、人件費の安い海外の企業や子会社に委託することです 。コスト削減が大きなメリットですが、言語や文化の違いによるコミュニケーションの課題や、品質管理の難しさといったデメリットも存在します。  

オブジェクト指向 (Object-Oriented)

プログラミングの考え方の一つで、現実世界の「モノ(オブジェクト)」のように、データ(属性)と手続き(操作)をひとまとめにした部品としてプログラムを組み立てていく手法です 。例えば、「自動車」というオブジェクトは、「色」「速度」といったデータと、「走る」「止まる」といった手続きを持っています。部品の再利用や変更がしやすいため、大規模で複雑なシステムの開発に向いています。JavaやPython、C#などが代表的なオブジェクト指向言語です 。  

オンプレミス (On-premise)

サーバーやソフトウェアなどの情報システムを、自社の施設内に設置し、自社で管理・運用する形態のことです 。「オンプレ」と略されることもあります。  

この用語が広く使われるようになった背景には、クラウドコンピューティングの台頭があります。それ以前は、すべてのシステムが自社で管理されるのが当たり前だったため、わざわざ「オンプレミス」と呼ぶ必要がなかったのです。自社で全てを管理するため、セキュリティを細かく制御しやすいというメリットがありますが、初期投資や維持管理のコストが高くなる傾向があります。

オウンドメディア (Owned Media)

企業が自社で所有・運営するメディアのことです 。自社のWebサイト、ブログ、メールマガジンなどがこれにあたります。広告費を払って利用する「ペイドメディア(Paid Media)」、SNSなどユーザーが情報発信する「アーンドメディア(Earned Media)」と合わせて「トリプルメディア」と呼ばれます。  

か行

カーソル (Cursor)

コンピューターの画面上で、現在の入力位置やマウスポインターの位置を示す印のことです 。文字入力時には点滅する縦棒で、マウス操作時には矢印で表示されるのが一般的です。  

開発環境 (Development Environment)

プログラマーがソフトウェアやシステムを開発するために使用する、ツールやソフトウェア、ハードウェアなどを一式揃えた環境のことです。これには、コードを書くためのエディタ、プログラムを翻訳するコンパイラ、間違いを見つけるデバッガなどが含まれます 。  

外部キー (Foreign Key)

リレーショナルデータベースにおいて、他のテーブルの主キーを参照する列(カラム)のことです。テーブル間の関連付けを定義するために使用され、データの整合性を保つ上で重要な役割を果たします。

拡張子 (Extension)

ファイル名の末尾に付けられる、ファイルの種類を識別するための文字列です 。例えば、「document.txt」の「.txt」はテキストファイルを、「image.jpg」の「.jpg」はJPEG画像ファイルを意味します。  

仮想化 (Virtualization)

1台の物理的なコンピューター(サーバーなど)のリソースを分割し、その上で複数の独立したコンピューター(仮想マシン)を同時に動かす技術のことです 。1台のサーバーを複数の用途で効率的に使えるため、コスト削減や省スペース化に繋がります。この仮想化技術は、クラウドコンピューティングを支える中核的な技術の一つです。物理サーバーを仮想化する「サーバー仮想化」のほか、ストレージを仮想化する技術などもあります 。  

カットオーバー (Cutover)

新しく開発したシステムを本番環境に移行し、正式に稼働を開始することです 。「サービスイン」とも言います。システム開発プロジェクトにおける、一つの大きなゴール地点です。  

可用性 (Availability)

システムが停止することなく、継続して稼働し続けられる能力や度合いのことです 。「高可用性(ハイアベイラビリティ)」とは、障害が発生してもサービスを停止させない、あるいは停止時間を極限まで短くする仕組みを指します。  

下流工程 (Downstream Process)

ウォーターフォール開発モデルにおいて、システム開発の後半部分にあたる工程のことです 。設計書に基づいて実際にプログラムを作成する「プログラミング(実装)」や、完成したプログラムが正しく動作するかを確認する「テスト」などが含まれます。川の流れに例えた場合、上流で決められた計画を実行に移す段階です。  

関数 (Function)

プログラミングにおいて、特定の処理をひとまとめにしたものです 。同じ処理を何度も書く必要がなくなり、プログラムが整理されて読みやすくなります。関数には名前を付けて、必要な時に呼び出して使います。  

き行

キャッシュ (Cache)

一度アクセスしたWebページのデータなどを、一時的にコンピューターやブラウザに保存しておく仕組み、またはそのデータ自体のことです 。次に同じページにアクセスした際に、保存しておいたデータを読み込むため、表示速度が速くなります。  

く行

クエリ (Query)

データベース管理システムに対して送る、データの検索や更新などの処理要求のことです 。「問い合わせ」とも訳されます。例えば、「20代の男性ユーザーの一覧を取得する」といった要求がクエリにあたります。この要求を記述するための言語が「SQL」です。  

クラス (Class)

オブジェクト指向プログラミングにおける「設計図」のことです 。どのようなデータ(属性)を持ち、どのような振る舞い(メソッド)をするのかを定義します。このクラスという設計図を元に作られた実体が「オブジェクト」や「インスタンス」です。  

クラウドコンピューティング (Cloud Computing)

サーバーやストレージ、ソフトウェアといったITリソースを、インターネットを経由してサービスとして利用する形態のことです 。自社で物理的な機器を所有・管理する「オンプレミス」とは対照的です。電気や水道のように、必要な分だけ利用して料金を支払うモデルが一般的で、初期投資を抑え、柔軟に規模を拡大・縮小できるのが大きな利点です。AWS、Google Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azureなどが代表的なサービスです 。  

クラウドソーシング (Crowdsourcing)

インターネットを通じて、不特定多数の人々(群衆=Crowd)に業務を委託(Sourcing)する働き方の形態です 。ロゴデザインや記事作成、データ入力など、様々な仕事が発注されています。  

クライアント (Client)

ネットワークを通じてサーバーに接続し、サービスやデータの提供を要求する側のコンピューターやソフトウェアのことです 。私たちが普段使っているWebブラウザやメールソフトがクライアントにあたります。  

グローバルIPアドレス (Global IP Address)

インターネットに接続された機器に割り当てられる、世界中で一意(ユニーク)な識別番号です 。インターネット上の「住所」に相当し、このアドレスがあることで、世界中のコンピューターと通信ができます。  

クロスサイトスクリプティング (Cross-Site Scripting / XSS)

Webアプリケーションの脆弱性の一つです。攻撃者が、脆弱性のあるサイトの入力フォームなどを通じて悪意のあるスクリプトを埋め込み、そのサイトを訪れた他のユーザーのブラウザ上で実行させる攻撃手法です。ユーザーの個人情報(クッキーなど)が盗まれるなどの被害に繋がります 。  

け行

継承 (Inheritance)

オブジェクト指向プログラミングの概念の一つで、あるクラス(親クラスやスーパークラス)の性質(属性やメソッド)を、新しいクラス(子クラスやサブクラス)が引き継ぐ仕組みのことです 。コードの再利用性を高め、効率的な開発を可能にします。  

結合テスト (Integration Test)

個別に開発・テストされた複数のプログラムやモジュールを組み合わせて、それらが正しく連携して動作するかどうかを検証するテスト工程です。個々の部品は正しくても、繋げてみるとうまく動かない、という問題を発見するために行います。

こ行

コマンド (Command)

コンピューターに対して特定の処理を実行させるための命令のことです 。キーボードから文字列で入力する操作方法(CUI)で使われます。  

コメント (Comment)

プログラムのソースコード内に記述される、処理内容などを説明するための注釈です 。プログラムの実行には影響しませんが、後からコードを見返した人(あるいは未来の自分)が、コードの意図を理解しやすくするために非常に重要です。  

コミット (Commit)

バージョン管理システム(Gitなど)において、ファイルへの変更内容を記録(保存)する操作のことです 。また、データベースにおいては、一連の処理(トランザクション)を確定させ、変更を永続的に反映させることを指します。  

コンテナ (Container)

アプリケーションを、その実行に必要なライブラリや設定ファイルなどと一緒にひとまとめにし、他のプロセスから隔離された環境で動かすための仮想化技術です 。従来の仮想マシン(VM)に比べて軽量で、起動が速いのが特徴です。Dockerが代表的なコンテナ管理ソフトウェアです。  

コンバージョン (Conversion / CV)

Webサイト上で設定された最終的な成果のことです 。ECサイトであれば「商品購入」、情報サイトであれば「会員登録」、企業サイトであれば「資料請求」や「問い合わせ」などがコンバージョンにあたります。Webマーケティングにおいて最も重要な指標の一つです。  

コンパイラ (Compiler)

プログラミング言語で書かれたソースコードを、一括してコンピューターが直接実行できる機械語(オブジェクトコード)に翻訳するプログラムのことです 。事前に翻訳を済ませておくため、実行速度が速いのが特徴です。C言語、C++、Javaなどがコンパイラ型言語です。  

コンポーネント (Component)

「部品」「構成要素」を意味し、特定の機能を持つ独立したプログラムの部品のことです 。コンポーネントを組み合わせることで、大きなシステムを効率的に構築できます。  

さ行

サーバー (Server)

ネットワークを通じて、クライアントからの要求(リクエスト)に応え、データやサービスを提供するコンピューターやソフトウェアのことです 。役割に応じて、Webページを提供する「Webサーバー」、メールを送受信する「メールサーバー」、データを管理する「データベースサーバー」など、様々な種類があります 。  

サーバーレス (Serverless)

開発者がサーバーの存在を意識することなく、アプリケーションを構築・実行できるクラウドコンピューティングの実行モデルです 。実際にはサーバーは存在しますが、その管理(プロビジョニング、スケーリング、メンテナンスなど)は全てクラウドプロバイダーが行ってくれます。開発者はコードを書くことに集中できるのが大きな利点です。  

サイジング (Sizing)

システムを構築する際に、必要なサーバーの性能(CPU、メモリ、ディスク容量など)や台数を見積もることです 。性能が低すぎると処理が遅くなり、高すぎると無駄なコストがかかるため、適切なサイジングは非常に重要です。  

ソースコード (Source Code)

プログラミング言語を使って書かれた、コンピューターへの指示を記述したテキストファイルのことです 。「コード」と略されることもあります。人間が読んで理解できる形式で書かれており、これをコンピューターが実行できる形式(機械語)に翻訳することで、ソフトウェアは動作します。  

サブスクリプション (Subscription)

製品やサービスを買い取るのではなく、一定期間の利用権に対して料金を支払うビジネスモデルです 。「サブスク」と略されます。動画配信サービスや音楽ストリーミングサービス、ソフトウェアのライセンスなどが代表例です。  

し行

シェア (Share)

「共有する」という意味で、SNSなどで気に入った情報やコンテンツを自分の友人やフォロワーに広める行為を指します 。  

ジェイソン (JSON / JavaScript Object Notation)

データ交換フォーマットの一つで、軽量で人間にもコンピューターにも読み書きしやすいという特徴があります。{"キー": "値"} という形式でデータを記述し、特にWeb APIでのデータのやり取りに広く利用されています。

仕様書 (Specification Document)

開発するシステムが満たすべき機能や性能、制約などを詳細に記述した文書のことです 。設計やプログラミング、テストなど、開発の全ての工程における基準となります。  

主キー (Primary Key)

リレーショナルデータベースのテーブルにおいて、各行(レコード)を一位に(ユニークに)識別するための列(カラム)のことです。例えば、社員テーブルにおける「社員番号」などが主キーにあたります。

シュリンク (Shrink)

「縮小する」という意味で、市場規模が小さくなることや、データを圧縮することなどを指します 。  

上流工程 (Upstream Process)

ウォーターフォール開発モデルにおいて、システム開発の初期段階にあたる工程のことです 。顧客がどのようなシステムを求めているかを明らかにする「要件定義」や、システムの基本的な設計を行う「基本設計」などが含まれます。プロジェクトの成功を左右する非常に重要な工程です。  

す行

スキーマ (Schema)

データベースの構造定義のことです 。どのようなテーブルがあり、各テーブルがどのような列(カラム)を持ち、それぞれのデータ型は何か、といった情報を定義します。  

スクリプト言語 (Scripting Language)

ソースコードを書いてすぐに実行できる、比較的簡易なプログラミング言語の総称です 。Webページに動きをつけるJavaScriptや、サーバーサイドで使われるPHP、Pythonなどが代表例です。コンパイルという事前翻訳作業が不要なため、手軽に開発を始められます。  

スコープ (Scope)

「範囲」を意味し、プロジェクトで実施する作業の範囲や、プログラム内で変数が有効な範囲などを指します 。  

ストレージ (Storage)

データを長期間保存しておくための記憶装置のことです 。コンピューターのハードディスク(HDD)やSSD、USBメモリ、クラウド上のデータ保管サービスなどがこれにあたります。  

スナップショット (Snapshot)

ある特定の時点での、システムやデータの状態を丸ごと記録したものです 。バックアップやシステムの復元、あるいは問題発生時の状態調査などに利用されます。  

スプリント (Sprint)

アジャイル開発における、1週間から4週間程度の短い開発サイクルのことです。スプリントの開始時に計画を立て、期間内に設計・実装・テストを行い、スプリントの終わりには動作するソフトウェアの一部を完成させます。このサイクルを繰り返すことで、開発を進めていきます 。  

スマートフォン (Smartphone)

コンピューターの機能を持ち、OSを搭載した高機能な携帯電話のことです 。アプリを追加することで、様々な機能を利用できます。  

せ行

セキュリティ (Security)

コンピューターシステムやデータを、不正アクセスやサイバー攻撃、情報漏洩などの脅威から守ること、またそのための技術や対策全般を指します 。ファイアウォール、ウイルス対策ソフト、暗号化、アクセス制御などが含まれます。  

セッション (Session)

利用者がシステムにアクセスしてから、接続を終了するまでの一連の通信のことです 。Webサイトでは、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでを1セッションと数えます。  

セグメンテーション (Segmentation)

市場や顧客を、年齢、性別、趣味、価値観といった共通の属性で、いくつかのグループ(セグメント)に細分化することです 。各セグメントのニーズに合わせて最適なアプローチを行う、マーケティングの基本的な手法です。  

設計書 (Design Document)

要件定義で決められた内容を元に、システムの具体的な構造や動作を記述した文書です 。「基本設計書」と、より詳細な「詳細設計書」があります。プログラマーは主に詳細設計書を見てコーディングを行います。  

脆弱性 (Vulnerability)

ソフトウェアやシステムの設計上または実装上の弱点や欠陥のことです 。サイバー攻撃者はこの脆弱性を悪用して、システムに侵入したり、情報を盗んだりします。脆弱性が発見された場合、開発者は修正プログラム(パッチ)を配布して対応します。  

た行

ターミナル (Terminal)

コンピューターを操作するために、コマンド(命令)をキーボードから入力し、結果をテキストで表示するソフトウェアのことです。「コンソール」とも呼ばれます。

ダイアログ (Dialog)

ユーザーに情報を伝えたり、入力を促したりするために、一時的に表示される小さなウィンドウのことです 。「ファイルを保存しますか?」といった確認メッセージなどがダイアログで表示されます。  

代入 (Assignment)

プログラミングにおいて、変数に値やデータを格納することです 。多くの言語では  

= の記号が使われ、「x = 10」は「変数xに10を代入する」という意味になります。

ダウンタイム (Downtime)

システムやサービスが、障害やメンテナンスなどの理由で停止している時間のことです。可用性の指標として、ダウンタイムをいかに短くするかが重要になります。

タスク (Task)

実行すべき個々の作業や仕事のことです 。プロジェクト管理では、大きな目標を達成可能な小さなタスクに分割して管理します。  

単体テスト (Unit Test)

プログラムを構成する最小単位である関数やメソッド、クラスなどが、個別に正しく動作するかを検証するテストです。バグを早期に発見し、品質を高めるために重要な工程です。

ち行

チェックボックス (Checkbox)

複数の選択肢の中から、複数選択を許可する場合に使われるUI部品です 。四角い箱をクリックしてチェックを入れたり外したりします。  

遅延 (Latency)

データ転送における遅延時間のことです 。「レイテンシ」とも呼ばれます。リクエストを送信してから、レスポンスが返ってくるまでの時間を指し、この値が小さいほど通信が高速であると言えます。  

つ行

ツール (Tool)

特定の作業を効率化したり、支援したりするためのソフトウェアやプログラムのことです。開発ツール、テストツール、デザインツールなど、様々な種類があります。

て行

ディレクトリ (Directory)

コンピューターのファイルシステムにおいて、ファイルを整理・分類するための入れ物のことです 。「フォルダ」とほぼ同じ意味で使われます。  

データ (Data)

コンピューターで扱われる、意味を持つ情報のことです 。文字、数値、画像、音声など、様々な形式があります。  

データベース (Database / DB)

特定の条件に基づいて整理された、大量のデータの集まりです 。データを効率的に検索、追加、更新、削除できるように管理するシステム(DBMS)と一緒に使われます。顧客情報や商品情報など、多くのアプリケーションの裏側で利用されています。  

デバッグ (Debug)

プログラムに含まれる誤り(バグ)を発見し、修正する作業のことです 。プログラムが意図した通りに動作しない場合、原因を特定して取り除く、地道で重要な作業です。  

デプロイ (Deploy)

開発したアプリケーションやシステムを、サーバーなどの本番環境に配置し、利用可能な状態にすることです。

デフォルト (Default)

「初期設定」「標準」を意味し、ユーザーが特に設定を変更しない場合に使われる値や状態のことです 。  

と行

ドメイン (Domain)

インターネット上の住所であるIPアドレスを、人間が覚えやすいように置き換えた文字列のことです 。例えば、「  

www.example.com」の「example.com」部分がドメイン名にあたります。

トラフィック (Traffic)

ネットワーク上を流れるデータ量のことです 。Webサイトへのアクセスが集中すると、トラフィックが増加し、ページの表示が遅くなることがあります。  

トランザクション (Transaction)

データベースなどにおいて、互いに関連し合う一連の処理を、一つのまとまりとして扱う単位のことです。例えば、銀行の振込処理は「A口座から引き落とす」と「B口座に入金する」という2つの処理で構成されますが、これらは必ず両方成功するか、両方失敗するかのどちらかでなければなりません。このような処理のまとまりをトランザクションと呼びます。

な行

ナーチャリング (Nurturing)

「育成」を意味し、マーケティング分野では、見込み顧客(リード)に対して継続的に情報提供などを行い、購買意欲を高めて、有望な顧客へと育成していくプロセスを指します 。「リードナーチャリング」とも呼ばれます。  

に行

ニアショア (Nearshore)

システム開発などを、首都圏から近い地方の企業に委託することです 。海外に委託する「オフショア」に対して、国内で行うため言語や文化の壁がなく、コミュニケーションが取りやすいという利点があります。  

入力 (Input)

コンピューターにデータや命令を与えることです。キーボードからの文字入力や、マウスのクリック、ファイルからのデータ読み込みなどが含まれます。

認証 (Authentication)

通信相手が、正当な利用者本人であることを確認するプロセスです。IDとパスワードによる認証が一般的ですが、指紋や顔などを使う生体認証、SMSで送られるコードを使う多要素認証など、様々な方法があります。

ね行

ネットワーク (Network)

複数のコンピューターや機器を、ケーブルや無線で接続し、相互にデータをやり取りできるようにした仕組みのことです 。小規模な社内ネットワーク(LAN)から、世界中をつなぐインターネットまで、様々な規模のものがあります。  

の行

ノーコード/ローコード (No-code/Low-code)

「ノーコード」はプログラミングのコードを全く書かずに、「ローコード」は最小限のコード記述で、アプリケーションを開発する手法やツールのことです 。あらかじめ用意された部品をドラッグ&ドロップで組み合わせることで、非エンジニアでも迅速にアプリケーションを構築できます。  

は行

バージョン管理 (Version Control)

ファイルの変更履歴を管理する仕組みのことです。いつ、誰が、どこを、どのように変更したかを記録することで、過去の状態に戻したり、変更内容を比較したりすることが容易になります。ソフトウェア開発では、Gitなどのバージョン管理システムを使うのが一般的です。

ハードウェア (Hardware)

コンピューターを構成する、物理的な機器や装置のことです 。パソコン本体、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなどがこれにあたります。手で触れることができる「モノ」がハードウェアです。  

バイナリ (Binary)

「2進数」を意味し、コンピューターが内部でデータを扱う際に使用する、0と1のみで構成されるデータ形式のことです 。テキストファイル以外の、画像や音声、実行ファイルなどは全てバイナリファイルです。  

バグ (Bug)

プログラムの誤りや欠陥のことです 。バグがあると、プログラムが予期せぬ動作をしたり、停止したりします。このバグを見つけて修正する作業を「デバッグ」と呼びます。  

バックアップ (Backup)

データの紛失や破損に備えて、データやシステムのコピーを別の場所に保存しておくことです。定期的にバックアップを取ることで、万が一の事態が発生してもデータを復元できます。

バックエンド (Backend)

Webサービスやアプリケーションにおいて、ユーザーの目には直接見えない、サーバー側やデータベースなどの裏側の処理部分のことです 。データの処理や保存、検索結果の生成などを担当します。「サーバーサイド」とも呼ばれます。  

バッチ処理 (Batch Processing)

ある程度の量のデータを一度にまとめて処理する方式のことです 。夜間にその日の売上データを集計する、といった処理がバッチ処理の例です。  

パラメータ (Parameter)

関数やプログラムに渡すことで、その動作を変化させるための情報(値)のことです。日本語では「引数(ひきすう)」とも呼ばれます。

ひ行

ビッグデータ (Big Data)

従来のデータベース管理システムでは扱うことが困難なほど、巨大で多様なデータ群のことです 。SNSの投稿データ、Webサイトのアクセスログ、センサーから収集されるデータなどが含まれます。これらのデータを分析することで、新たな知見やビジネス価値を生み出すことが期待されています。  

ふ行

ファイアウォール (Firewall)

インターネットなどの外部ネットワークと、社内ネットワークなどの内部ネットワークの間に設置され、不正なアクセスやサイバー攻撃から内部ネットワークを保護するための仕組みです 。あらかじめ設定されたルールに基づいて、通信を許可するか遮断するかを判断します。  

ファイル (File)

コンピューター上で、ひとかたまりのデータとして扱われる単位のことです。文書ファイル、画像ファイル、プログラムファイルなど、様々な種類があります。

フィールド (Field)

オブジェクト指向プログラミングにおいて、クラスが持つデータ(属性)を格納する変数のことです 。また、データベースのテーブルにおける列(カラム)を指すこともあります。  

フィックス (Fix)

「固定する」「決定する」という意味で、ビジネスシーンでは、仕様や計画、スケジュールなどが最終的に決定した状態を指します 。  

フェイルオーバー (Failover)

稼働中のシステムに障害が発生して停止した場合に、自動的に待機系のシステムに処理を引き継ぐ仕組みのことです 。システムの可用性を高めるための重要な技術です。  

フォルダ (Folder)

ファイルを整理・格納するための場所のことです。「ディレクトリ」とほぼ同義です。

不揮発性メモリ (Non-volatile Memory)

電源を切っても記憶内容が消えないメモリのことです。ハードディスク(HDD)やSSD、USBメモリなどがこれにあたります。

ブランチ (Branch)

バージョン管理システム(Gitなど)において、メインの開発ラインから分岐させた、個別の作業用の履歴のことです 。「枝」を意味する言葉で、本体のコードに影響を与えることなく、新機能の追加やバグ修正などの作業を並行して進めることができます。  

プラットフォーム (Platform)

特定のソフトウェアやサービスが動作するための基盤となる、OSやハードウェア、環境のことです 。Windows、macOS、Android、iOSなどがプラットフォームの例です。  

フレームワーク (Framework)

システムやアプリケーションを開発する際に、土台となる機能や基本的な骨組みを提供してくれるソフトウェア部品群のことです 。家づくりに例えると、柱や壁、屋根といった基本的な構造がすでに用意されている状態で、開発者は内装や家具の配置に集中できます。開発の効率を大幅に向上させることができます。  

ブラウザ (Browser)

Webページを閲覧するためのソフトウェアのことです 。Google Chrome、Safari、Microsoft Edge、Firefoxなどが代表的なブラウザです。サーバーから送られてきたHTMLやCSS、JavaScriptといったファイルを解釈し、人間が見やすい形のページとして画面に表示します。  

プロキシサーバー (Proxy Server)

内部ネットワークのコンピューターに代わって(Proxy=代理)、インターネットに接続するサーバーのことです 。セキュリティの向上や、Webアクセスの一元管理、キャッシュによる表示速度の向上などの目的で利用されます。  

プロジェクト (Project)

特定の目標を達成するために、期間や予算を決めて行われる計画的な活動のことです 。システム開発は、通常プロジェクト単位で進められます。  

プログラミング (Programming)

コンピューターに実行させたい処理を、プログラミング言語を使って順番に記述していく作業のことです 。  

プログラミング言語 (Programming Language)

コンピューターに命令を伝えるために使われる、人間とコンピューターの間の「約束事」です 。Java、Python、C#、JavaScript、PHPなど、用途に応じて様々な種類の言語が存在します。  

プロトコル (Protocol)

コンピューター同士がネットワークを通じて通信を行う際に使用される、共通のルールや手順の取り決めのことです。代表的なプロトコルに、Webページの通信で使われるHTTPや、ファイルの転送で使われるFTPなどがあります。

プロトタイプ (Prototype)

本格的な開発に入る前に、システムの基本的な機能や画面遷移などを確認するために作成される、試作品のことです 。実際に動かすことで、設計書だけではわからない使い勝手などを検証し、手戻りを防ぐ目的があります。  

フロントエンド (Frontend)

Webサービスやアプリケーションにおいて、ユーザーが直接目に触れて操作する部分のことです 。Webページのデザインやレイアウト、ボタンをクリックしたときの動きなどが含まれます。「クライアントサイド」とも呼ばれ、HTML、CSS、JavaScriptといった技術が使われます。

へ行

変数 (Variable)

プログラミングにおいて、数値や文字列などのデータ(値)を一時的に入れておくための、名前を付けた箱のようなものです 。  

ま行

マイグレーション (Migration)

既存のシステムやデータを、新しい環境へ移行・移転することです 。「データ移行」とも呼ばれます。古いサーバーから新しいサーバーへの乗り換えや、オンプレミスからクラウドへの移行などがこれにあたります。  

マイルストーン (Milestone)

プロジェクトの進行経路上に置かれる、重要な中間目標点のことです 。プロジェクト全体の進捗状況を把握し、管理するために設定されます。  

マウント (Mount)

コンピューターに接続されたディスクなどの周辺機器を、OSに認識させて利用可能な状態にすることです 。  

マージ (Merge)

「併合する」「統合する」という意味で、バージョン管理システムにおいて、ブランチ(分岐)した作業内容を、メインの開発ラインに合流させることを指します 。  

マーケティング (Marketing)

商品やサービスが売れる仕組みを作ること全般を指します。市場調査、商品開発、広告宣伝、販売促進など、幅広い活動が含まれます。

マシン語 (Machine Language)

コンピューターのCPUが直接理解し、実行できる唯一の言語です。0と1の羅列で構成されています。プログラマが書いたソースコードは、コンパイラやインタプリタによって最終的にこのマシン語に翻訳されます。

マスターデータ (Master Data)

企業のビジネス活動における、基本となるデータのことです 。顧客マスター、商品マスター、取引先マスターなどがあり、様々なシステムで共通して参照されます。  

マッチタイプ (Match Type)

リスティング広告において、広告を表示させるキーワードと、ユーザーが検索した語句が、どの程度一致した場合に広告を表示するかを設定する条件のことです 。  

マネタイズ (Monetize)

無料で提供しているサービスから、収益を上げる仕組みを作ることです 。広告モデル、有料会員モデル、アイテム課金モデルなど、様々な方法があります。  

マルチクラウド (Multi-cloud)

複数の異なるクラウドサービス(例えばAWSとGoogle Cloud)を、目的に応じて組み合わせて利用することです 。一つのサービスに依存するリスクを分散したり、各サービスの強みを活かしたりする目的で行われます。  

め行

メソッド (Method)

オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトが持つ具体的な操作や振る舞いのことです 。クラス(設計図)の中で定義されます。例えば、「自動車」クラスには「走る()」や「止まる()」といったメソッドがあります。  

メタデータ (Metadata)

「データのためのデータ」と訳され、あるデータそのものではなく、そのデータに関する付随情報(作成者、作成日時、ファイルサイズ、データの種類など)を指します 。  

メタバース (Metaverse)

インターネット上に構築された、3次元の仮想空間、およびその中で行われる活動のことです 。「超越(Meta)」と「宇宙(Universe)」を組み合わせた造語で、アバターを使って他のユーザーと交流したり、経済活動を行ったりすることができます。  

メモリ (Memory)

コンピューターが処理を行う際に、データやプログラムを一時的に記憶しておくための部品です 。作業机の広さに例えられ、メモリ容量が大きいほど、多くのアプリケーションを同時に快適に動かすことができます。電源を切ると内容は消えてしまう「揮発性メモリ」です。  

も行

モジュール (Module)

特定の機能を持つ、独立したプログラムの部品のことです。モジュールを組み合わせることで、システムを構築します。「コンポーネント」と似た意味で使われます。

モニタリング (Monitoring)

システムやサーバーが正常に稼働しているかを、継続的に監視することです 。CPU使用率やメモリ使用量、ネットワークトラフィックなどを監視し、異常があればアラートで通知する仕組みを導入するのが一般的です。  

モノリシック (Monolithic)

ソフトウェアの設計手法の一つで、全ての機能を一つの大きなプログラムとして構築するアーキテクチャのことです 。「一枚岩」を意味します。全ての機能が一体化しているため、開発やテストは比較的シンプルですが、一部の修正が全体に影響を与えやすく、技術のアップデートが難しいという課題があります。これとは対照的なのが「マイクロサービス」です。  

ゆ行

ユーザビリティ (Usability)

特定の製品やサービスが、ユーザーにとってどれだけ「使いやすいか」「目的を達成しやすいか」という度合いを示す言葉です 。  

ユニークユーザー数 (Unique User / UU)

特定の期間内に、Webサイトやアプリを訪れた、重複しないユーザーの数のことです 。一人のユーザーが期間内に何度訪問しても、1 UUとカウントされます。サイトの規模を測る指標の一つです。  

よ行

要件定義 (Requirements Definition)

システム開発の最も上流の工程で、顧客がシステムに何を求めているのか(要件)を明らかにし、文書化する作業のことです 。ここで決まった内容が、以降の全ての開発工程の土台となるため、プロジェクトの成否を分ける非常に重要なプロセスです。  

ら行

ライセンス (License)

ソフトウェアなどの知的財産を利用する際に、開発者や販売者が利用者に与える「使用許諾」のことです 。利用できる範囲や期間、条件などが定められています。  

ライブラリ (Library)

よく使われる便利な機能やプログラム部品を、再利用しやすいようにひとまとめにしたファイルのことです 。開発者はライブラリを利用することで、車輪の再発明をすることなく、効率的に開発を進めることができます。  

ランサムウェア (Ransomware)

マルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種で、感染したコンピューターのファイルを勝手に暗号化し、元に戻すことと引き換えに身代金(Ransom)を要求するものです 。  

ランディングページ (Landing Page / LP)

直訳すると「着地ページ」で、検索結果や広告などを経由して、ユーザーが最初に訪れるページのことです 。特にWebマーケティングでは、商品購入や問い合わせといった特定のコンバージョンを達成することに特化した、縦長の1枚のWebページを指すことが多いです。  

ランニングコスト (Running Cost)

システムやサービスを維持・運用するために、継続的に発生する費用のことです 。「運用コスト」とも呼ばれます。サーバー費用、ドメイン費用、保守費用などがこれにあたります。

り行

リポジトリ (Repository)

バージョン管理システムで管理されている、ソースコードやファイルの変更履歴などを保管しておくための場所(貯蔵庫)のことです 。  

リリース (Release)

開発したソフトウェアやサービスを、一般に公開・提供することです。

リファクタリング (Refactoring)

プログラムの外部的な振る舞い(機能)を変えずに、内部のソースコードを整理し、よりきれいで効率的な構造に改善することです。コードの可読性や保守性を高めるために行われます。

れ行

レガシーシステム (Legacy System)

古い技術や仕組みで構築され、現代のビジネス環境や技術水準に合わなくなってしまった、旧式の情報システムのことです 。システムの複雑化や、仕様を知る技術者の退職などにより、保守や改修が困難になっている場合が多いです。  

レスポンシブデザイン (Responsive Design)

Webサイトを、PC、タブレット、スマートフォンなど、異なる画面サイズのデバイスで閲覧した際に、それぞれの画面幅に応じてレイアウトやデザインが自動的に最適化されるように設計する手法のことです 。  

レンダリング (Rendering)

HTMLやCSS、画像ファイルなどのデータを元に、ブラウザが解釈して、最終的に画面に表示されるWebページを生成する処理のことです 。  

ろ行

ロールバック (Rollback)

データベースの処理などでエラーが発生した場合に、処理を開始する前の状態にシステムを戻すことです 。一連の処理の整合性を保つために行われます。  

ログイン (Login)

ユーザーIDやパスワードを使って、システムやサービスに自分の身元を証明し、利用を開始することです。「サインイン」とも呼ばれます。

ロードバランサ (Load Balancer / LB)

サーバーへのアクセスの集中(負荷=Load)を、複数のサーバーに振り分けて分散(Balance)させるための装置や仕組みのことです 。1台のサーバーに負荷が集中してシステムダウンするのを防ぎ、サービスの安定性を高めます。  

わ行

ワークフロー (Workflow)

業務における一連の手続きや、仕事の流れを図式化したものです 。申請、承認、決裁といった流れを電子化するシステムを「ワークフローシステム」と呼びます。  

ワイヤーフレーム (Wireframe / WF)

Webページのレイアウト設計図のことです 。デザイン要素(色や装飾)は含まず、どこに何を配置するかといった、コンテンツの構成や骨格を定義します。家づくりでいう「間取り図」にあたります。  

A

AI (Artificial Intelligence / 人工知能)

人間の知的な活動(言語の理解、学習、推論、問題解決など)を、コンピューターで模倣する技術や研究分野のことです 。AIの中には、データから学習する「機械学習」や、より複雑な「ディープラーニング」といった技術が含まれます。今や未来の技術ではなく、商品推薦エンジンや音声アシスタントなど、身の回りの多くのサービスで活用されています。  

API (Application Programming Interface)

ソフトウェアやプログラム、Webサービス同士が、互いに機能を呼び出したりデータをやり取りしたりするための、接続の窓口や規約のことです 。  

例えば、あなたのスマホの天気アプリは、気象庁のコンピューターに「今日の東京の天気は?」と問い合わせて情報を得ています。この「問い合わせ方」のルールを定めているのがAPIです。APIがあるおかげで、開発者はGoogleマップやTwitterといった既存の強力な機能を、自分のサービスに簡単に組み込むことができます。

AR (Augmented Reality / 拡張現実)

現実の風景に、コンピューターが生成したデジタル情報を重ねて表示する技術です 。スマートフォンのカメラをかざすと、現実の部屋に家具の3Dモデルを配置して試せたり、キャラクターが現れたりするアプリがARを活用しています。  

AWS (Amazon Web Services)

Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です 。サーバー、ストレージ、データベースなど、175を超える多種多様なサービスを提供しており、世界で最も広く利用されているクラウドプラットフォームの一つです。  

B

BtoB / B2C (Business to Business / Business to Consumer)

企業間の取引を「BtoB」、企業と一般消費者の取引を「BtoC」と呼びます 。それぞれターゲットとする顧客が異なるため、マーケティングや営業の手法も大きく異なります。  

C

C言語 (C Language)

古くから使われている、汎用性の高いプログラミング言語です 。OSや組み込みシステムなど、ハードウェアに近い低レベルな処理を得意とし、実行速度が速いのが特徴です。多くの後続言語に影響を与えました。  

C# (C Sharp)

マイクロソフトが開発したプログラミング言語で、主にWindowsアプリケーションや、ゲーム開発エンジンUnityでのゲーム制作に使われます 。Javaと文法が似ており、オブジェクト指向に対応しています。  

CMS (Content Management System)

Webサイトのコンテンツ(テキスト、画像、デザインなど)を、専門知識がなくても簡単に管理・更新できるシステムのことです 。代表的なCMSに、ブログシステムとして有名なWordPressがあります。  

COBOL (Common Business Oriented Language)

主に銀行や保険会社、政府機関などの大規模な基幹システム(勘定系システムなど)で、今なお使われている古いプログラミング言語です 。事務処理や大量のデータ処理を得意としています。  

CPA (Cost Per Acquisition / Cost Per Action)

顧客獲得単価、または成果獲得単価のことです 。広告費を、それによって得られたコンバージョン数で割って算出します。広告の費用対効果を測る重要な指標です。  

CPC (Cost Per Click)

クリック単価のことです 。Web広告が1回クリックされるたびにかかるコストを指します。  

CSS (Cascading Style Sheets)

HTMLで記述されたWebページの構造に対して、色やフォント、レイアウトといった見た目(スタイル)を指定するための言語です 。  

HTMLが家の「骨格(柱や壁)」だとすれば、CSSは「内装(壁紙の色や家具の配置)」にあたります。HTMLからデザインの指定を分離することで、Webサイトの管理や更新がしやすくなるという大きな利点があります。

CTA (Call To Action)

「行動喚起」と訳され、Webサイトの訪問者に、具体的な行動(購入、問い合わせ、資料請求など)を促すためのボタンやリンクのことです 。「ご購入はこちら」「無料で試す」といったテキストが書かれたボタンが代表例です。  

CTR (Click Through Rate)

クリック率のことです 。広告が表示された回数(インプレッション)のうち、実際にクリックされた回数の割合を示します。広告の魅力度や、ターゲット設定の適切さを測る指標です。  

CUI (Character User Interface)

全ての操作をキーボードからのコマンド入力で行う、テキストベースのユーザーインターフェースです 。GUIに比べて直感的ではありませんが、定型的な作業の自動化などに適しています。

D

DB (Database)

「データベース」の略称です 。  

DNS (Domain Name System)

インターネット上で、「www.example.com」のような人間が覚えやすいドメイン名を、「192.0.2.1」のようなコンピューターが理解できるIPアドレスに変換(名前解決)する仕組みのことです 。インターネットの電話帳のような役割を担っています。  

DX (Digital Transformation)

企業がデジタル技術を活用して、単に業務を効率化するだけでなく、ビジネスモデルや組織、企業文化そのものを根本的に変革し、競争上の優位性を確立することです 。  

例えば、タクシー会社が配車システムをデジタル化するのはIT化ですが、UberのようにアプリやGPS、AIを活用して移動そのものの体験やビジネスモデルを刷新するのがDXです。多くの企業がクラウドやAI、アジャイル開発などを導入するのは、このDXを達成するための手段と言えます 。  

E

EOL (End Of Life)

製品のライフサイクルが終了することです 。「生産終了」や「サポート終了」を意味し、EOLを迎えたソフトウェアやハードウェアは、セキュリティ上のリスクが高まるため、使い続けるべきではありません。  

Emotet (エモテット)

主にメールを介して感染を広げるマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種です 。取引先などを装った巧妙なメールで添付ファイルを開かせ、感染させます。他のマルウェアをダウンロードさせる踏み台としても機能するため、非常に危険です。  

F

Flutter

Googleが開発した、モバイルアプリ開発のためのフレームワークです 。一つのソースコードで、iOSとAndroidの両方のアプリを同時に開発できる「クロスプラットフォーム開発」が可能なため、開発効率が高いのが特徴です。  

G

GCP (Google Cloud Platform)

Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスです 。Google検索やYouTubeといった巨大サービスを支える、強力で安定したインフラを低コストで利用できるのが特徴です。  

Git (ギット)

分散型バージョン管理システムの一つで、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するためのツールです 。複数人での共同開発において、誰がいつどこを変更したかを管理し、コードの統合をスムーズに行うために、現代のソフトウェア開発では必須のツールとなっています。  

GUI (Graphical User Interface)

アイコンやボタン、ウィンドウといったグラフィック要素を、マウスやタッチ操作で直感的に操作できるユーザーインターフェースです 。現在、私たちが利用するPCやスマートフォンのOSは、ほとんどがGUIを採用しています。  

H

HTML (HyperText Markup Language)

Webページの構造を定義するための、基本的なマークアップ言語です 。文章に見出しや段落、リストといった意味付け(マークアップ)を行い、画像やリンクを埋め込むことができます。Webブラウザは、このHTMLを解釈してページを表示します。  

HTTP / HTTPS

HTTP (HyperText Transfer Protocol) は、WebサーバーとWebブラウザの間で、Webページのデータをやり取りするための通信プロトコル(ルール)です 。HTTPS (HTTP Secure) は、その通信内容をSSL/TLSという技術で暗号化し、セキュリティを高めたものです。現在では、ほとんどのWebサイトでHTTPSが標準となっています。  

I

IaaS (Infrastructure as a Service)

クラウドコンピューティングのサービスモデルの一つで、「イアース」または「アイアース」と読みます 。サーバー、ストレージ、ネットワークといった、ITインフラそのものをサービスとして提供します。ユーザーはOS以上のレイヤーを自由に選択・構築できます。  

IDE (Integrated Development Environment / 統合開発環境)

プログラミングに必要なツール(コードエディタ、コンパイラ、デバッガなど)を一つにまとめ、開発作業を効率的に行えるようにしたソフトウェアのことです 。  

IoT (Internet of Things / モノのインターネット)

従来インターネットに接続されていなかった、自動車、家電、工場の機械といった様々な「モノ」が、ネットワークを通じて相互に情報をやり取りする仕組みのことです 。遠隔での家電操作や、自動運転、工場の生産性向上など、幅広い分野での活用が期待されています。  

IPアドレス (IP Address)

ネットワークに接続されたコンピューターや機器に割り当てられる、インターネット上の「住所」にあたる識別番号です 。「  

192.0.2.1」のように、数字の羅列で表現されます。

J

Java (ジャバ)

オブジェクト指向の代表的なプログラミング言語で、特定のOSやハードウェアに依存しない(Write Once, Run Anywhere)という特徴があります 。企業の基幹システムやWebアプリケーション、Androidアプリ開発など、非常に幅広い分野で利用されています。  

JavaScript (ジャバスクリプト)

主にWebブラウザ上で動作し、Webページに動きや対話性(インタラクティブ性)を加えるためのプログラミング言語です 。ボタンをクリックしたときのポップアップ表示や、画像の自動スライドショーなどはJavaScriptで作られています。名前は似ていますが、Javaとは全く異なる言語です。  

K

KGI (Key Goal Indicator / 重要目標達成指標)

企業やプロジェクトが最終的に達成すべき目標(ゴール)を、定量的に示した指標です 。例えば、「年間売上10億円」や「市場シェア20%」などがKGIにあたります。  

KPI (Key Performance Indicator / 重要業績評価指標)

KGIという最終目標を達成するための、プロセスの中間的な目標を定量的に示した指標です 。例えば、KGIが「Webサイト経由の売上1,000万円」であれば、「月間訪問者数10万人」「コンバージョン率1%」などがKPIとなります。  

Kotlin (コトリン)

Androidアプリ開発の公式言語としてGoogleに採用されているプログラミング言語です 。Javaとの相互運用性が高く、より簡潔で安全なコードが書けるように設計されています。  

L

LAN (Local Area Network)

オフィスや家庭内など、限定された範囲内のコンピューターや機器を接続するネットワークのことです。

M

MVC (Model-View-Controller)

ソフトウェアの設計モデル(アーキテクチャパターン)の一つです 。アプリケーションを、データ処理を担当する「Model」、画面表示を担当する「View」、ユーザーからの入力を受け取りModelとViewを制御する「Controller」の3つの役割に分割します。役割分担を明確にすることで、開発や保守がしやすくなります。  

N

NAS (Network Attached Storage)

ネットワークに直接接続して使用する、ファイル共有専用のストレージ(ハードディスク)です 。複数のPCやスマートフォンから簡単にアクセスできるため、家庭やオフィスでのデータ共有に便利です。  

O

OS (Operating System)

コンピューター全体を管理・制御し、人間がコンピューターを使いやすくするための、最も基本的なソフトウェアです 。Windows、macOS、Linux(サーバー用)、Android、iOS(スマートフォン用)などがあります。全てのアプリケーションは、このOSの上で動作します。  

P

PaaS (Platform as a Service)

クラウドコンピューティングのサービスモデルの一つで、「パース」と読みます 。アプリケーションが動作するためのプラットフォーム(OS、データベース、ミドルウェアなど)を、サービスとして提供します。開発者はインフラ管理を気にすることなく、アプリケーション開発に集中できます。  

PDCAサイクル (Plan-Do-Check-Act Cycle)

業務改善のためのフレームワークで、「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Act(改善)」の4つのプロセスを繰り返し回すことで、継続的に品質や生産性を向上させる手法です 。  

PHP (Hypertext Preprocessor)

Web開発、特にサーバーサイドで動的なWebページを作成するためによく使われるスクリプト言語です 。HTMLに直接埋め込んで記述できる手軽さが特徴で、WordPressをはじめとする多くのWebアプリケーションで採用されています。  

PoC (Proof of Concept / 概念実証)

新しいアイデアや技術が、実際に実現可能か、また効果があるかを検証するために行う、小規模な試行のことです 。本格的な開発に着手する前に、リスクを低減する目的で行われます。  

Python (パイソン)

シンプルで読みやすい文法が特徴のプログラミング言語です 。Webアプリケーション開発からデータ分析、AI・機械学習まで、非常に幅広い分野で使われており、近年最も人気のある言語の一つです。  

R

React (リアクト)

Facebook社(現Meta社)が開発した、WebサイトのUI(ユーザーインターフェース)を効率的に構築するためのJavaScriptライブラリです 。コンポーネントという部品単位でUIを管理するため、複雑なWebアプリケーションの開発や保守がしやすくなります。  

RPA (Robotic Process Automation)

ソフトウェアロボットを使って、PC上で行う定型的な事務作業(データ入力、レポート作成、メール送信など)を自動化する技術のことです 。  

S

SaaS (Software as a Service)

クラウドコンピューティングのサービスモデルの一つで、「サース」と読みます 。従来はパッケージとして購入・インストールしていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして利用する形態です。GmailやSalesforce、Microsoft 365などが代表例です。  

SEO (Search Engine Optimization / 検索エンジン最適化)

Googleなどの検索エンジンで、特定のキーワードで検索された際に、自社のWebサイトがより上位に表示されるように行う、一連の施策のことです 。  

SES (System Engineering Service)

ソフトウェアやシステムの開発・運用などにおいて、技術者の労働力を契約の対象とする、IT業界の契約形態の一つです 。エンジニアが顧客のオフィスに常駐して技術的な支援を行うのが一般的です。  

SI (System Integrator / システムインテグレータ)

顧客の課題を解決するために、様々なハードウェアやソフトウェア、ネットワークを組み合わせて、情報システムの企画、構築、運用までを請け負う企業のことです 。「SIer(エスアイアー)」とも呼ばれます。  

SPA (Single Page Application)

最初に一度ページ全体を読み込み、その後はデータのやり取りだけを行って、ページ遷移することなくコンテンツを動的に切り替えるWebアプリケーションの仕組みです 。デスクトップアプリのような、滑らかで高速なユーザー体験を提供できます。  

SQL (Structured Query Language)

リレーショナルデータベースを操作するための、国際標準の言語です 。データの検索(SELECT)、追加(INSERT)、更新(UPDATE)、削除(DELETE)などを行うことができます。  

SSL / TLS (Secure Sockets Layer / Transport Layer Security)

インターネット上でデータを暗号化して送受信するプロトコル(通信ルール)です 。SSLは古いバージョンの名称で、現在はTLSが使われていますが、慣習的にSSL/TLSと併記されることが多いです。WebサイトのURLが  

https:// で始まる場合、この技術によって通信が保護されています。

Swift (スウィフト)

Apple社が開発した、iPhoneやiPad、MacなどのApple製品向けのアプリケーションを開発するためのプログラミング言語です 。  

U

UI (User Interface / ユーザーインターフェース)

ユーザーと製品・サービスとの接点のことです 。Webサイトの画面デザイン、ボタンの配置、文字のフォントなど、ユーザーが目にして操作する全ての要素がUIに含まれます。良いUIは、ユーザーが直感的に迷わず使えるように設計されています。  

UX (User Experience / ユーザー体験)

ユーザーが製品やサービスを通じて得る、全ての体験や感情のことです 。単に「使いやすい」というだけでなく、「楽しい」「心地よい」「満足した」といった、利用前後を含めた総合的な体験を指します。  

レストランに例えると、UIは「メニューのデザインやテーブルの配置」ですが、UXは「予約のしやすさ、店の雰囲気、料理の味、店員のサービス、そして店を出た後の満足感」といった全ての体験の総和です。良いUIは良いUXの重要な一部ですが、UIだけが良くてもUXが良いとは限りません。

URL (Uniform Resource Locator)

インターネット上のWebページやファイルなどの「住所」にあたる文字列です。「https://www.example.com/path/to/file.html」のような形式で、プロトコル、ドメイン名、パス名などで構成されます。

V

VM (Virtual Machine / 仮想マシン)

1台の物理的なコンピューター上で、仮想化技術によって作り出された、論理的なコンピューターのことです 。各VMは独立したOSやアプリケーションを実行でき、あたかも別々の物理マシンであるかのように振る舞います。  

VPN (Virtual Private Network)

インターネット上に、仮想的な専用線を構築し、安全なデータ通信を実現する技術です 。通信内容が暗号化されるため、公衆Wi-Fiなどでも安全に社内ネットワークにアクセスできます。リモートワークで広く利用されています。  

VR (Virtual Reality / 仮想現実)

コンピューターが生成した3次元空間を、専用のゴーグルなどを通じて、あたかも現実であるかのように体験できる技術です 。  

W

WAN (Wide Area Network)

地理的に離れた場所にあるLAN同士を、通信回線で相互に接続した広域ネットワークのことです。企業の拠点間を結ぶネットワークなどがこれにあたります。

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