「どうやったらクラウドエンジニアになれるの?」
「ヘルプデスクからでもクラウドエンジニアってなれるの?」
私は最初、そう思っていました。
、、、
結論から言うとヘルプデスクからクラウドエンジニアになることは可能です。
私はIT完全未経験からヘルプデスクを経験し、AWSエンジニアに転職し年収を400万円アップさせました。
そこでこの記事では筆者の実体験を踏まえつつ
- 転職時にどんなスキルが必要だったのか
- 何をどう勉強したのか
- 転職活動のリアル
を、実体験ベースで解説します。
この記事を読めば、ヘルプデスクからクラウドエンジニアになる道筋をイメージできるようになります。

なおと
AWSエンジニア
当ブログ、「なおナビ」を運営しているAWSエンジニアのなおとです💻
こんな人です👇
- IT完全未経験からAWSエンジニアに転職
- AWSエンジニアに転職して年収400万円アップ
- フリーランスAWSエンジニア(2025.11~)
このブログではAWSエンジニアやフリーランスの情報について、体験談を中心に発信しています💡
転職前のスペック・状況

まずはキャリアチェンジする前の、ヘルプデスクで働いているときの話です。
一部上場しているSES企業に中途採用で入社し、1年ほどヘルプデスクを担当していました。
- 年齢
- 24歳
- 経験
- ICT支援員(PCキッティング、学校の先生へGoogleWorkspaceの使い方レクチャー)
- IT知識
- ITパスポートレベル
- 資格
- なし(LPICやAWSの知識ゼロ)
ITの基礎は少しずつ身についていましたが、クラウド経験はゼロ。
ほぼ未経験の状態でした。
クラウドエンジニアを目指した理由

ヘルプデスクはやりがいもあったんですが、
- 年収が上がらない
- 将来性が不安
- インフラやクラウドの仕事をする先輩が羨ましい
こう思うようになり、転職を決意しました。
「クラウドエンジニア」という仕事を知ったのは、YouTubeやブログ記事を読んだからです。
クラウドエンジニアならインフラスキルを活かせるし、年収も高い、働き方も柔軟
これが決め手でした。
転職活動でやったこと

転職するためにやったことは
まずはLPICを取得し、その後にAWSの資格を取得しました。
転職活動自体はLPICの勉強と並行して進めていました。
資格取得 | LPIC-1
まずは LPIC-1 の勉強からはじめました。
【使った教材】
- Ping-tの問題集
- 参考書
試験対策は約3ヶ月。
未経験でも独学で十分合格できました。
資格取得 | AWS SAA
次に AWS SAA(Solutions Architect Associate)の取得を目指しました。
【使った教材】
- Udemyのハンズオン
- AWSの問題集サイト
- 参考書
- ホワイトペーパー(必読)
試験対策は約3ヶ月。
未経験でも独学で十分合格できました。
転職エージェントの活用
自力での転職は難しいと思ったので、転職エージェントを利用しました。
転職エージェントを選ぶ時は、IT業界に特化した転職エージェントを利用してください。
理由は、IT業界に特化していない転職エージェントだと技術的なことが分からないので、ミスマッチな会社を紹介されてしまう可能性があるからです。
ITエンジニアの転職に特化したおすすめ転職エージェントは以下です👇
おすすめの転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しているので合わせてご確認ください!

転職活動のリアル

転職活動では15社ほど応募し、10社ほど書類選考を通過しました。
面接でよく聞かれたのは、
- なぜクラウドエンジニアになりたいのか
- ヘルプデスク経験はどう活かせるのか
- AWSの勉強内容
未経験の時はほとんどの会社に書類選考で落ちてしまっていました。
しかし、ヘルプデスクであってもIT業界経験者になったことで書類選考に通る確率が大幅にUPしました。
まずは「IT未経験者のタグを外してあげる」ことが重要となります。
未経験からAWSエンジニアになるための3ステップについては下記の記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせてご覧ください。

転職後のリアル

転職先は一部上場企業のSES企業でした。
- 業務内容:AWS環境の運用・保守
- 年収:250万円 → 450万円
- 働き方:リモート併用案件
運よく、最初の案件からAWSに携わることが出来ました。
正直、最初からAWSの現場に入れたのは運の要素が大きかったです。
ただ、その運をつかむためにAWS SAAの勉強や営業へのアピールなど、出来る準備は全てしていました。
最初にAWS案件に入れたのは運と言いました。
では、他の実務未経験の方がどうやってAWS案件に入るパターンが多いかと言うと
オンプレで設計・構築や運用を経験 → クラウド案件 にキャリアチェンジ
していくパターンが多いのです。
ヘルプデスクからクラウドエンジニアになるためのポイント

クラウドエンジニアを目指すために重要なのは以下の5つです。
- 資格:LPIC-1、AWS SAAは最低ライン、可能ならさらに上位の資格も
- 実践:AWS無料枠やハンズオンで構築経験を作る
- 転職エージェント:IT業界に特化した転職エージェントを活用
- 業務内容:最初はオンプレで経験積んでからキャリアチェンジするパターンもあり
- 情報収集:このブログ「なおナビ」を読む
ここは人によって優先度が変わってきます。
ですが、基本的にやるべきことは一緒です。
まとめ|クラウドエンジニアにはなれます!

「自分はヘルプデスクだから無理…」と思わなくてOK。
しっかり準備すればクラウドエンジニアになれます。
自分が今何を出来て何が足りないのか、それを知ることで今すべきことが見えてきます。
まずは転職エージェントに登録して、自分の市場価値を知ることから始めましょう!
本サイト「なおナビ」では、AWSエンジニアにまつわる情報を発信しています。
- AWSエンジニアについて知りたい!
- AWSエンジニアになる方法が知りたい!
- ぶっちゃけAWSエンジニアって稼げるの?
こんな疑問を持っている方はぜひ他の記事も読んで、AWSエンジニアについて知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今回は私がヘルプデスクからクラウドエンジニアになった時の話をしました。
最初は誰しも未経験。
私が思う1番最初に大事なことは「IT未経験のタグを外してあげること」だと思っています。
IT経験者になることで転職活動の難易度も下がりますので、まずは資格取得と転職エージェントを活用してIT経験者を目指していきましょう!
私で力になれることがあれば相談に乗るので、気軽に X(@naoto_naonavi)などでご連絡ください!
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