
AWS SAAが良いって聞くけど、本当に転職の役に立つの?
資格だけじゃ意味ないって話も聞くし…
資格勉強をする時に、ほんとに役に立つのか心配になりますよね、、、。
でも、安心してください。
結論、AWS SAAは転職にとっても役に立ちます!
AWS SAA(AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシテイト)は、あなたの市場価値を劇的に高め、理想のキャリアを掴むための「最強のパスポート」になります。
私は数年前までヘルプデスク業務に携わっており、エンジニアとしての経験を積めていませんでした。
しかし、AWS SAAやLPICなどの資格を取得し転職した結果、AWSエンジニアになることができ、年収は400万円もアップしたんです。
そこで、この記事ではAWS SAAがなぜ転職に役立つのか⇩、そしてAWS SAAを取得してどのようにキャリアアップしていったのか⇩、私の体験談も含めて解説します。
この記事を読むことで、
- AWS SAAを取得するメリット
- どうすればAWS SAAを武器にキャリアアップできるのか
- AWS SAA取得後のキャリアプランと年収アップの道筋
が、わかります。
もしあなたが「今の状況を変えたい」と少しでも思っているなら、この記事はきっとその一助になるはずです。


なおと
AWSエンジニア
当ブログ、「なおナビ」を運営しているAWSエンジニアのなおとです💻
こんな人です👇
- IT完全未経験からAWSエンジニアに転職
- AWSエンジニアに転職して年収400万円アップ
- フリーランスAWSエンジニア(2025.11~)
このブログではAWSエンジニアやフリーランスの情報について、体験談を中心に発信しています💡
結論:AWS SAAは、あなたの市場価値を高める「最強の武器」になる


改めて断言します。
AWS SAAは、転職にめちゃくちゃ役立ちます。
私自身、資格がなければ今頃どうなっていたか…と考えると、少し怖くなるほどです。
AWS SAAを取得して、どのように変わったのか具体的にまとめてみました。
AWS SAA取得前 | AWS SAA取得後 | |
業務内容 | ヘルプデスク業務 | AWSを使った構築や運用・保守 |
キャリア | 先が見えず、停滞感を抱える日々 | 市場価値を実感し、成長できる環境 |
年収 | 250万円 | 450万円 |
働き方 | 片道1時間の通勤 | リモートワーク |
もちろん、資格を取るだけで魔法のように人生が変わるわけではありません。
ですが、AWS SAAは先が見えず悩んでいた私を救ってくれました。
では、なぜAWS SAAがここまでキャリアを築く上で重要なのか、その理由を具体的に説明していきます。
AWS SAAが転職市場で高く評価される3つの理由


「でも、なんでそんなに評価されるの?」
と思いますよね。
私の体験談だけでなく、客観的な事実からその理由を3つ解説します。
理由1:クラウド市場でのAWSの圧倒的な需要
言うまでもなく、現代のITシステムはクラウドが中心です。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進により、あらゆるサービスがクラウドへ移行しており、クラウドを扱えるエンジニアの需要は爆発的に伸び続けています。
そして、そのクラウド市場で圧倒的なシェアを誇るのがAWSです。


つまり、AWSのスキルを身につけることは最も需要が高く、将来性のある市場で戦う準備をすることに他なりません。
企業側も、自社のサービス基盤であるAWSを深く理解している人材を喉から手が出るほど欲しがっているのです。
理由2:「最適なインフラを設計できる能力」の客観的な証明になる
AWS SAAの1番の魅力は、「ビジネス要件に合わせて、最適なAWS環境を設計・提案できる能力」を証明してくれる点にあります。
- 「高いパフォーマンスを保ちつつ、コストは最小限に抑えたい」
- 「絶対にサービスを止めない、高い可用性を持つシステムを作りたい」
こうした企業の課題に対し、数あるAWSサービスの中から最適なものを組み合わせ、ベストな構成を考え抜くのがソリューションアーキテクトの役割です。
この資格は、あなたが「ただサービスを知っている人」ではなく、「ビジネス課題を技術で解決できる人」であることを、客観的に証明してくれる強力な証になるのです。
理由3:未経験の壁を壊す「学習意欲」と「ポテンシャル」の証
特に私のようなクラウド未経験者にとって、これが最も重要な理由でした。
実務経験がない分、企業は「この人は入社後に自走して成長してくれるだろうか?」というポテンシャルを重視します。
AWS SAAという、決して簡単ではない資格を取得しているという事実は、
- 自ら目標を立て、最後までやり遂げられる遂行能力
- 変化の速いIT業界で、常に学び続ける意欲
- クラウド技術への本気の熱意
これらを証明してくれます。
面接で「実務経験はありませんが、この資格取得で培った知識と学習意欲で、誰よりも早くキャッチアップします!」と胸を張って言えたのは、私にとって大きな強みでした。
【体験談】私がAWS SAAを武器に、未経験から転職を成功させた全プロセス


ここからは、私が実際にどのように学習し転職活動を乗り越えたのか、その全プロセスを具体的にお話しします。
学習期のリアルな話
★学習期間
学習期間は約3ヶ月。
平日は仕事前後に2時間、休日は4〜5時間ほど勉強時間を確保しました。
★学習方法
- インプット
- まずはプログラミングスクールで基礎知識のインプットをしました。(※1)
- ハンズオン
- Udemyの「【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座」を利用して勉強を行いました。
- アウトプット
- 仕上げにCloudLicenseのWeb問題集をひたすら解き、知識の穴を埋めていきました。
- 間違えた問題は、AWS公式のドキュメント(Black Beltなど)を読んで、なぜ間違えたのかを徹底的に理解するようにしました。
AWS SAAの勉強方法については、下記の「AWS SAAの合格体験記」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。


転職活動でのアピール方法
★職務経歴書
自己PR欄に、ただ「AWS SAAを取得しました」と書くだけでなく、「資格学習の過程で、コスト最適化や高可用性を意識したインフラ設計の思考法を学びました。このスキルは、貴社の〇〇というサービスの安定稼働とコスト削減に貢献できると考えております」というように、どう貢献できるかを具体的に書きました。
★面接対策
面接で特に有効だったのは、以下の2点です。
- 「なぜ?」を自分の言葉で語る
- 「なぜクラウドエンジニアになりたいのですか?」という質問に対し、「オンプレの物理的な制約やスピード感の課題を、AWSの柔軟性や自動化で解決したいと強く感じたからです」など、自身の原体験と結びつけて熱意を伝えました。
- 意欲を示す逆質問
- 「もし採用いただけた場合、入社までに特に学習しておくべき分野はありますか?」「チームでは、TerraformなどのIaCツールはどの程度活用されていますか?」など、入社後の活躍を見据えた質問をすることで、高い意欲を示しました。
この転職活動の対策については、転職エージェントにサポートしてもらいながら進めました。
おすすめは以下の3社。
既にITエンジニアとして経験のある方はこちら(タップで開く)
AWSは未経験だけど、既にITエンジニアとして経験がある方には下記の転職エージェントがおすすめです。
【1位】 レバテックキャリア | 【2位】 マイナビIT AGENT | 【3位】 JAC Recruitment | 【4位】 RECRUIT AGENT | 【5位】 dodaエージェント | |
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ロゴ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
おすすめ度 | |||||
主な特徴 | IT特化型 | IT特化型 | ハイクラス特化型 | 総合型 | 総合型 |
求人数 | 多 | 中 | 中 | 多 | 多 |
対応エリア | 主要都市圏 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
ターゲット | エンジニア経験者 | 若手ITエンジニア | ハイクラス層 年収600万円以上 | 微経験レベルのITエンジニア | 転職初心者から経験者まで幅広い層 |
年代 | 20~40代 | 20~30代前半 | 30~50代 | 全年代 | 全年代 |
おすすめな人 | 大幅な年収UP、専門性を特化させたいエンジニア | ある程度のIT知識があり大手・安定企業を狙いたい20~30代 | 経営層・管理職への昇進、ハイクラスの転職 | 質の高い非公開求人に出会いたい人 | ある程度IT知識があり、多くの選択肢が欲しい人 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
どの転職エージェントもIT業界に特化しており、転職者の心強いサポーターになります。
各エージェントの詳しい解説は。「ITエンジニア向けのおすすめ転職エージェント」で解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。


転職サポートが優秀なおすすめ転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しているので、参考にして下さい。


内定、そして劇的な変化
その結果、ありがたいことに複数社から内定をいただきました。
その中から最もAWSに挑戦できる可能性が高い企業への転職を決めました。
転職後は、年収が250万円から450万円にアップしただけでなく、業務内容もヘルプデスク業務からAWSで構築されたシステムの運用・保守など、やりたかった仕事に変わりました。
毎日新しい技術に触れられる環境は、本当に刺激的です。
ヘルプデスクからクラウドエンジニアになった転職体験談については下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。


あなたの状況別|AWS SAAを転職で活かすための戦略


私の体験談をお話ししましたが、あなたの今の状況によって、より効果的な戦略は変わってきます。
ここでは2つのケースに分けて解説します。
ケース1:IT実務未経験の方
SAAは強力な武器ですが、IT未経験の場合は「ポートフォリオ」を掛け合わせるのがおすすめです。
簡単なものでも良いので、AWS上に自分でサービスを構築した経験は、面接でのアピールポイントになります。
(例:S3とCloudFrontを使った静的Webサイトの公開、EC2とALBを使った簡単な冗長構成のシステムの作成など)
AWSエンジニアになる方法については、「AWSエンジニアになる3ステップ」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。


ケース2:インフラ経験者の方(オンプレ中心)
あなたの1番の強みはIT業界での実務経験があることです。
「未経験だから選考で落とされた」なんてことはよくある話です。
あなたのその経験をAWSでどのように活かせるのかを説明することが重要です。
「オンプレの〇〇サーバーは、AWSでいうとEC2のこのインスタンスタイプに相当し、冗長化はELBとAuto Scalingで実現できます」というように、これまでの経験をAWSの言葉で語れると市場価値は一気に高まります。
AWS SAA取得後のキャリアパスとさらなる市場価値向上のヒント


SAAはゴールではなく、素晴らしいキャリアへのスタートラインです。
取得後のステップアップについても触れておきます。
専門分野の資格へ
例えば下記の様な資格を取得することで、より専門性をアピールすることができます。
- SysOpsアドミニストレーター(SOA)
- 運用管理に特化。
- より実践的な運用スキルを証明したい方向け。
- Developerアソシエイト(DVA)
- 開発者向け。
- サーバーレスなどアプリケーション開発と連携する知識を深めたい方向け。
私自身どちらも取得したのですが、AWS環境での運用・保守に関わる場合は、SOAを持っていると運用に関わるスキルがあることを証明でき、アピール材料になります。
AWS SAP(ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル)への挑戦
非常に難易度が高いですが、AWS SAPを取得すればAWSのプロフェッショナルとして最高レベルの証明になります。
AWS SAPの位置づけは、AWS SAAの上位資格となります。
私はこの資格を取得し転職した結果
- 年収200万円アップ
- 設計工程の担当
- 若手社員のフォロー
と、より難易度の高い仕事に就くことができ、年収もさらにアップさせることができました。
組み合わせると強いスキル
AWS SAAの資格を取得した後に、より実践的なスキルを学習するのもあなたの市場価値を上げるための良い選択肢になります。
例えば以下の様な技術です。
- IaC (Terraform, CloudFormation)
- インフラ構築をコードで自動化する技術。もはや必須スキルです。
- コンテナ (Docker, Kubernetes)
- アプリケーションの実行環境を仮想化する技術。
私自身、AWS SAAを取得した後に何の勉強をしようか迷っていた時に転職エージェントに相談しました。
その時に需要の高い技術や求人情報を知ることで、自分が次にやるべきことが明確になりました。
次のステップに進むために利用をおすすめするのは以下の3社。
既にITエンジニアとして経験のある方はこちら(タップで開く)
AWSは未経験だけど、既にITエンジニアとして経験がある方には下記の転職エージェントがおすすめです。
【1位】 レバテックキャリア | 【2位】 マイナビIT AGENT | 【3位】 JAC Recruitment | 【4位】 RECRUIT AGENT | 【5位】 dodaエージェント | |
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ロゴ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
おすすめ度 | |||||
主な特徴 | IT特化型 | IT特化型 | ハイクラス特化型 | 総合型 | 総合型 |
求人数 | 多 | 中 | 中 | 多 | 多 |
対応エリア | 主要都市圏 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
ターゲット | エンジニア経験者 | 若手ITエンジニア | ハイクラス層 年収600万円以上 | 微経験レベルのITエンジニア | 転職初心者から経験者まで幅広い層 |
年代 | 20~40代 | 20~30代前半 | 30~50代 | 全年代 | 全年代 |
おすすめな人 | 大幅な年収UP、専門性を特化させたいエンジニア | ある程度のIT知識があり大手・安定企業を狙いたい20~30代 | 経営層・管理職への昇進、ハイクラスの転職 | 質の高い非公開求人に出会いたい人 | ある程度IT知識があり、多くの選択肢が欲しい人 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
どの転職エージェントもIT業界に特化しており、転職者の心強いサポーターになります。
各エージェントの詳しい解説は。「ITエンジニア向けのおすすめ転職エージェント」で解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。


転職サポートが優秀なおすすめ転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しているので、参考にして下さい。


まとめ:迷っているなら、今すぐ行動しよう


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
AWS SAAが転職に役立つ理由と、私のリアルな体験談、そして具体的なアクションプランをお伝えしてきました。
この記事で最も伝えたかったのは、資格は、あなたの未来を切り拓くための「きっかけ」にすぎないということです。
大切なのは、その知識を使って何をしたいのか、どうなりたいのかを考え、一歩を踏み出す勇気です。
もしあなたが数年前の僕のように、今のキャリアに不安や停滞感を抱えているなら、ぜひ行動を起こしてみてください。
3ヶ月後、半年後、あなたはきっと今とは全く違う景色を見ているはずです。
あなたのキャリアは、今日のこの一歩から変わります。 心から応援しています!
本サイト「なおナビ」では、AWSエンジニアにまつわる情報を発信しています。
- AWSエンジニアについて知りたい!
- AWSエンジニアになる方法が知りたい!
- ぶっちゃけAWSエンジニアって稼げるの?
こんな疑問を持っている方はぜひ他の記事も読んで、AWSエンジニアについて知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回はAWS SAAがなぜ転職に役立つのか、そしてどのように取得していったかを紹介しました。
この機会にぜひAWS SAAを取得し、AWSエンジニアを目指してください。
応援しています!
疑問に思ったことや分かりづらいとこがあれば気軽に X(@naoto_naonavi)かお問い合わせフォームまでご連絡ください!
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