AWSエンジニアになるためにどんな資格をとればいいんだろう?
資格の種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない、、、
AWSエンジニアを目指すとき、最初にぶつかる壁が「資格選び」ではないでしょうか。
ネットで調べるとAWS認定資格だけでも10種類以上あり、さらにLinux系の資格、ネットワーク系の資格と情報が溢れています。
「結局どれから取ればいいの?」と迷ってしまう気持ち、よく分かります。
私自身、未経験からAWSエンジニアを目指したとき、同じように悩みました。
しかし今振り返ると、私が実際に取得して特に効果のあった資格は2つでした。
この記事では、私が実際にヘルプデスクからAWSエンジニアへキャリアチェンジした経験をもとに、「最初に取るべき資格」について解説します。

なおと
AWSフリーランスエンジニア
当ブログ「なおナビ」運営者の、なおとです。
▽略歴
- IT完全未経験からAWSエンジニアに転職
- AWSエンジニアに転職して年収400万円アップ
- フリーランスとして独立(2025.11~)
このブログでは、AWSエンジニアやフリーランスを目指す「あなた」の背中を押す情報を発信しています💡
【結論】AWSエンジニアがまず取るべき資格はこの2つ

結論から言うと、AWSエンジニアを目指すなら以下の2つの資格を取得することをおすすめします。
- LPIC
- Linux Professional Institute Certification
- AWS SAA
- AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
「なぜこの2つだけ?」
「他のAWS資格は不要なの?」
と思われるかもしれません。
次の章から、それぞれの資格がなぜ必要なのか、そして私の実体験を交えながら詳しく解説していきます。
なぜLPICが先なのか?AWS以前に必要な「前提スキル」

AWSエンジニアにLinuxの知識が必須な理由
AWSエンジニアを目指すなら、まず最初に理解しておくべきことがあります。
それは、AWSはLinuxの知識が前提になっているということです。
実際の業務では以下のような場面で、Linuxの知識が求められます。
- EC2インスタンスへのSSH接続と操作
- ログファイルの確認や解析
- 障害発生時のトラブルシューティング
- シェルスクリプトを使った自動化
- RDSやその他サービスのログ調査
これらは「AWSの知識」だけでは対応できません。
サーバーの中で何が起きているのかを理解するには、Linuxの基礎が不可欠なのです。
私がLPICを取得した経緯と学習期間
私がLPICの学習を始めたのは、未経験からIT業界に入って間もない頃でした。
当時はヘルプデスク業務をしており、「このままではスキルが身につかない」という危機感から資格取得を決意しました。
学習期間は以下の通りです。
- LPIC-101:約3ヶ月
- LPIC-102:約2ヶ月
合計:5か月
正直に言うと、最初は本当に苦労しました。
特に苦労したポイントは、初めて聞く専門用語ばかりだったことです。
「プロセス」「パーミッション」「デーモン」といった言葉を見るたびに調べる必要があり、1つの問題を理解するだけでも時間がかかりました。
効果的だった学習方法は、間違えた問題をひたすら解き直すことでした。
単に暗記するのではなく、「なぜこのコマンドを使うのか」「この設定ファイルは何のためにあるのか」を理解しながら繰り返し学習しました。
LPICが実務で活きた瞬間
LPICの知識が本当に役立ったと実感したのは、初めてAWS案件に参画したときです。
ある日、EC2インスタンスにSSH接続してログを取得するという業務が発生しました。
この時、LPICで学んだ以下の知識がそのまま活きました。
- SSHの仕組みと接続方法
/var/logディレクトリの構造grepやtailコマンドを使ったログ解析- ファイルのパーミッション確認
もしLPICの知識がなかったら、「どこにログがあるのか」「どうやって見るのか」すら分からず、完全に手が止まっていたでしょう。
LPICを取得していたおかげで、「サーバーの中で何が起きているか」を想像できるようになっていたのです。
LPICがAWSの学習を加速させた
もう1つ重要なポイントは、LPICがあることでAWSの学習が「暗記」から「理解」に変わったことです。
例えば、AWS SAAの学習中に「EC2のユーザーデータでスクリプトを実行する」という内容が出てきます。
Linuxの知識がない状態だと、これは単なる暗記項目になってしまいます。
しかしLPICでシェルスクリプトやプロセスの仕組みを理解していれば、「なるほど、起動時にこのスクリプトが実行されるのか」と腹落ちします。
このように、LPICは「AWSを理解するための土台」になるのです。
なぜAWS SAAなのか?

AWS認定資格の中でのSAAの立ち位置
AWS認定資格には様々な種類がありますが、その中でもAWS SAA(ソリューションアーキテクト – アソシエイト)は「設計の全体像」を学ぶ資格です。
SAAで学べる内容は以下の通りです。
- AWSの主要サービスの概要と使い分け
- 可用性、耐障害性を考慮した設計
- セキュリティのベストプラクティス
- コスト最適化の考え方
これらは、実務で頻繁に求められる知識です。
私がSAA取得を決めた理由と学習方法
私は、LPICを取得した直後にAWS SAAの学習を開始しました。
最初は「AWS CLF(クラウドプラクティショナー)から取るべきでは?」と迷いましたが、結果的にSAAから取得して正解でした。
なぜなら、当時すでにAWS案件に参画していたため、実務レベルの知識が必要だったからです。
CLFは基礎的な内容が多く、実務とのギャップを感じていました。
学習に使った教材は以下の2つです。
- CloudLicense
- 問題演習を繰り返し、理解を深めた
- https://cloud-license.com/
- Udemyのハンズオン教材
- 実際に手を動かしてAWSを触った
- 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
- https://www.udemy.com/course/aws-associate/
特にハンズオンは重要でした。
座学だけでは理解しにくいVPCやIAMの設定も、実際に構築してみることで「なるほど、こういうことか」と体感できました。
SAA取得後、実務で変わったこと
AWS SAAを取得してから、実務での理解スピードが明らかに上がりました。
具体的には以下のような変化がありました。
1. 用語の会話についていけるようになった
それまでは、チーム内の会話で「ELB」「Auto Scaling」「CloudWatch」といった用語が飛び交うと、ついていくのが精一杯でした。
しかしSAAで体系的に学んだおかげで、会話の内容が理解出来るようになったのです。
2. 構成図を見て意味が分かるようになった
案件の設計書や構成図を見たとき、以前は「なんとなく分かるけど、詳しくは説明できない」という状態でした。
SAA取得後は、「なぜここにALBがあるのか」「なぜマルチAZ構成になっているのか」といった設計意図まで理解できるようになりました。
3. 会話の中での理解スピードが上がった
クライアントから「こういう構成を考えているんですが」と説明されることがあります。
SAA取得前は、説明を聞きながら「これ、どういう意味だろう?」と頭の中で整理するのに必死でした。
しかし取得後は、すぐに全体像を把握でき、的確な質問や提案ができるようになりました。
これは、案件獲得や遂行においても大きなアドバンテージになっています。
【体験談】資格を取る前と後で変わったこと

取得前:未経験からのスタート
私がIT業界に入った当初は、ヘルプデスク業務を担当していました。
この頃の状態を正直に言うと、以下のような感じでした。
- 未経験・ロースキル
- プログラミングもインフラも未経験
- 案件は選べる状態ではなかった
- まずは経験を積むことが最優先
- AWSが「なんとなく怖い存在」
- 用語も多いし、設定を間違えたら大変なことになりそう
この状態から「AWSエンジニアになりたい」と思っても、何から手をつければいいのか全く分かりませんでした。
取得後:学習の方向性が明確になった
LPICとAWS SAAを取得したことで、大きく変わったことがあります。
1. 学習の方向性が明確になった
資格学習を通じて、「AWSエンジニアとして何を学ぶべきか」が明確になりました。
それまでは、ネット上の情報に振り回され、あれもこれも手を出しては中途半端になっていました。
しかし資格という「ゴール」があることで、学習に一貫性が生まれたのです。
2. 現場の説明がその場で理解できるようになった
これは先ほども触れましたが、本当に大きな変化でした。
最初の頃は、先輩エンジニアの説明を聞いても「専門用語が多すぎて、何を言っているのか分からない」という状態でした。
資格取得後は、用語の意味だけでなく、「なぜそうするのか」という背景まで理解できるようになりました。
3. AWSエンジニアとしての土台ができた感覚
LPICとSAAを取得したことで、「最低限、AWSエンジニアとして仕事ができるレベルには達した」という自信がつきました。
もちろん、まだまだ学ぶべきことは山ほどあります。
しかし、「完全に理解できなくても、調べれば何とかなる」という感覚を持てたことが大きかったです。
よくある勘違い・やらなくてよかったこと

資格取得を目指す中で、私自身が陥りかけた「勘違い」や、結果的に「やらなくてよかったこと」についても共有します。
いきなり難関AWS資格を狙う必要はなかった
AWS資格には、SAAよりも上位の「プロフェッショナルレベル」があります。
当時の私は、「どうせ取るなら、難しい資格の方が評価されるのでは?」と考えていました。
しかし実際には、実務経験が浅い段階で難関資格だけ持っていても、あまり意味がありません。
重要なのは、「資格で学んだ知識を、実務でどう活かせるか」です。
まずはSAAで基礎を固め、実務経験を積みながら次のステップに進むのが正しい順序だと気づきました。
資格だけで案件が取れるわけではない
資格を取得すれば、すぐに好条件の案件に参画できると思っていました。
しかし現実は、資格はあくまで「基礎知識がある証明」に過ぎません。
実際に案件を獲得するには、以下のような要素も必要です。
- 実務経験(どんな規模のプロジェクトに関わったか)
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
資格は「スタートラインに立つための武器」であり、「ゴール」ではないのです。
「魔法の資格」は存在しない
「この資格を取れば、一気にキャリアが開ける!」という魔法のような資格は存在しません。
資格取得は、あくまで継続的な学習の一部です。
私自身、LPICとSAAを取得した後も日々の実務を通じて学び続けています。
資格はゴールではなく、成長のための「マイルストーン」と捉えるべきだと実感しています。
これからAWSエンジニアを目指す人へ

最後に、これからAWSエンジニアを目指す方へ、私からのメッセージを送ります。
才能よりも「時間と量」
AWSエンジニアになるために、特別な才能は必要ありません。
必要なのは、時間をかけて、量をこなすことです。
私自身、最初は専門用語すら分からない状態でした。
しかし、毎日少しずつ学習を続け、分からないことは調べ、手を動かし続けた結果、今があります。
「自分には向いていないのでは?」と不安になることもあるかもしれません。
しかし、継続さえすれば、自然と成果はついてきます。
遠回りに見えて、基礎が一番の近道
「早くAWSエンジニアになりたい!」と焦る気持ちは分かります。
しかし、
基礎をしっかり固めることが結果的に一番の近道です。
LPICで学んだLinuxの知識は、AWSだけでなく、どのクラウドサービスを使う上でも役立ちます。
また、SAAで学んだ設計の考え方は、今後どんな案件に携わる上でも基礎となります。
遠回りに見えても、確実に力がつく道を選んでください。
LPIC → AWS SAA は再現性のあるルート
私がこの記事で紹介した「LPIC → AWS SAA」というルートは、再現性が高い方法だと確信しています。
なぜなら、これは私だけでなく、多くのAWSエンジニアが通ってきた道だからです。
もちろん、人によって最適なルートは異なるかもしれません。
しかし、「何から始めればいいか分からない」という方には、このルートを強くおすすめします。
さらに詳しい内容は、AWSエンジニアになる3ステップの記事で解説していますので合わせてご覧ください。

まとめ:AWSエンジニアを目指すなら、この2つの資格から始めよう

この記事では、私の実体験をもとに、AWSエンジニアが取るべき資格について解説しました。
改めて結論をまとめます。
- AWSエンジニア初期に本当に効いた資格は、LPICとAWS SAAの2つ
- LPICはAWSを理解するための「前提知識」を学べる
- AWS SAAは実務に直結する「設計の全体像」を学べる
- 資格だけでなく、実務経験と継続学習が重要
もしあなたが今、「どの資格を取ればいいか分からない」と悩んでいるなら、まずはこの2つから始めてみてください。
そして、資格取得をゴールにするのではなく、AWSエンジニアとして成長し続けるための「スタート」として捉えてください。
私自身、まだまだ学び続けています。一緒に成長していきましょう!
「なおナビ」では、
高卒・現場作業員→AWSエンジニアになった
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📌 未経験からのロードマップ
📌 本当に必要な資格2つ【LPIC・SAA】
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あなたのキャリアを応援しています💡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
IT業界は、「資格」自体が評価されやすい業界だと思います。
資格手当がついたり、面談の時にいい印象を持っていただけたり、、、
特にキャリア初期には大きな力を発揮してくれると思います。
私も資格を取得したことでキャリアの選択肢が広がりました。
この記事を読んで少しでもやってみようかな!と思ってくれた人がいたら嬉しいです。
疑問に思ったことや分かりづらいとこがあれば気軽に X(@naoto_naonavi)かお問い合わせフォームまでご連絡ください!





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