「将来性のあるスキルを身につけて、収入もキャリアもアップさせたい!」
「AWSエンジニアってどんな仕事なの?」
「AWSエンジニアの給料が高いって聞くけどほんと?」
もしかしたらあなたはこんな疑問を抱えているかもしれません。
実は、転職エージェントやITスクールで「今、AWSがアツいですよ」と勧められ、なんとなく興味を持っている人は少なくありません。
しかし、その言葉だけを信じて飛び込むのは少し危険かも。
「こんなつもりじゃなかった、、、」
「やりたかったことと違う、、、」
そんな悲しいミスマッチを防ぐために、IT完全未経験からAWSエンジニアに転職し、年収を400万円アップさせた私が、あなたの疑問や不安にすべてお答えします。
この記事では、AWSエンジニアの
- 仕事内容
- 平均年収
- メリット・デメリット
- AWSエンジニアのなるためのロードマップ
などを、初心者の方にも伝わるようにわかりやすく解説しています。
この記事を読むことで「AWSエンジニア」についての解像度が増し、キャリアの選択肢が増えること間違いなしです。

なおと
AWSエンジニア
当ブログ、「なおナビ」を運営しているAWSエンジニアのなおとです💻
こんな人です👇
- IT完全未経験からAWSエンジニアに転職
- プログラミングスクールでAWSの講師
- AWSエンジニアに転職して年収400万円アップ
このブログでAWSやAWSエンジニアについて、たくさん知っていって下さい!
そもそもAWSエンジニアとは?

「そもそもAWSエンジニアってなに?」
そう思っている方もいますよね。
この章では、AWSエンジニアについて詳しく知ってもらう前に、必要な前提知識についてサクッと解説していきます!
「そんなの知ってるよ!」って方はAWSエンジニアの主な仕事内容⇩から読み進めて下さいね。
前提知識:AWSとは?
いきなりですが、「クラウド」を知っていますか?
そう、雲は英語でクラウド(cloud)ですね。
でも今回はそのクラウドではなく、IT技術のクラウドの話です。
そもそも「クラウド」とは、インターネット経由でサーバーやデータベースなどを利用できるサービスのこと。
AWSは、そのクラウドサービスの中で世界シェアNo.1を誇っています。
「そんなすごいサービス、どんな会社が提供しているの?」
その疑問に対する答えは、「Amazon」です。
AWSの正式名称は、「Amazon Web Services」の頭文字を取ったものです。
まとめると、
AWSとは、大企業Amazonが提供しているクラウドサービスのこと。
AWSについては、下記の「AWSってなに?」の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

AWSエンジニアとクラウドエンジニア、インフラエンジニアとの違い
AWSエンジニアは、1つの職種のことです。
よく聞く、クラウドエンジニアやインフラエンジニアとの関係を見て行きましょう。
イメージはこんな感じです⇩

下記のような関係になっていると思ってください。
ITエンジニア > インフラエンジニア > クラウドエンジニア > AWSエンジニア
例えるなら、「料理人」という大きな括りの中に「寿司職人」や「パティシエ」がいるようなイメージです。
インフラエンジニアの中にはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアといった職種や
クラウドエンジニアには、AzureやGCPを専門にしているエンジニアもいます。
AWSエンジニアの主な仕事内容

具体的に、AWSエンジニアはどんなことをしているんでしょうか?
大きく分けて以下の3つのフェーズがあるのでそれぞれ見て行きましょう。
システムの設計
お客様の「こんなサービスを作りたい」という要望に対し、
「どのAWSサービスを組み合わせれば、安全で快適なシステムを、最適なコストで実現できるか」
を考える、システムの設計図を作るフェーズ。
例えば、
「アクセスが急増しても落ちないサイトにしたい」
↓
負荷に応じて自動でサーバーを増減させる仕組み(オートスケーリング)を設計しよう
などが当てはまります。
設計のフェーズでは、以下の様な作業が多くなります。
- PowerPointを使った説明資料の作成
- WordやExcel形式の設計書の執筆
- 他グループとの連携やヒアリング
他にもプロジェクトによって様々な作業が発生します。
インフラの構築
設計図が完成したら、次はいよいよインフラを組み立てる「構築」の作業です。
昔ながらの方法だと、一つひとつ手作業でサーバーを設定していました。
しかし、今のAWSエンジニアは違います。
インフラの作り方を書いたプログラム(=詳細なレシピ)」をまず用意します。
そして、そのレシピをAWSに「はい、これで作って!」と渡すだけで、あとは自動でインフラを正確に組み立ててくれるのです。
この「レシピ」さえあれば、
- ミスなく作れる
- 何度でも全く同じものが作れる
- 作業時間が劇的に短くなる
といったメリットがあります。
この「インフラのレシピ」をプログラミングで作ることも、AWSエンジニアのカッコいい仕事の1つです。.
ちなみに、このような考え方を専門用語で「IaC(Infrastructure as Code)」と呼びます。
システムの運用・保守
システムが完成して公開されたら、仕事は終わりではありません。
むしろここからが、サービスを安定してユーザーに届け続けるための重要な「運用・保守」のフェーズです。
飲食店に例えてみてみましょう。
見守る(監視)
お店に設置された防犯カメラやセンサーのように、システムが正常に動いているか、Webサイトにアクセスが集中しすぎていないかなどを、専門のツールで24時間自動でチェックし続けます。
「お店(システム)に異常はないかな?」と常に見守っているイメージです。
駆けつける(障害対応)
もし「システムが遅い!」「エラーが出ている!」といった異常が見つかったら、すぐさま原因を調査して問題を解決します。
お店でトラブルがあった時に店長さんが駆けつけてくれるのと同じですね。
この迅速な対応のおかげで、お客様(ユーザー)はいつでも快適にサービスを使い続けることができます。
メンテナンス
その他にも、古くなった設備を新しいものに入れ替えたり(アップデート)、より良いお店にするための改善を続けたりします。
表舞台に立つことは少ないかもしれませんが、サービスを裏側から支えるまさに「縁の下の力持ち」と言える、非常にやりがいのある仕事です。
AWSエンジニアは未経験からなれる?

これまでの話を聞いて、
「AWSエンジニア、なんだか面白そう!」
「でも未経験の自分には無理だろうな、、、」
と思っていませんか?
結論から言うと、AWSエンジニアに未経験から挑戦することは十分に『可能』です!
詳しい理由3つと注意点について説明していきます。
未経験からでもなれます!
圧倒的な需要と人手不足
今、多くの企業がビジネスを成長させるためにAWSを導入しており、それを扱えるエンジニアが全く足りていません。
そのため、経験者だけでなく、ポテンシャルのある未経験者を採用して育てたいという企業が非常に増えています。
学習環境が整っている
AWSは公式の学習教材が充実しているほか、Udemyのようなオンライン講座や解説サイト、書籍も豊富です。
やる気さえあれば、誰でも、いつでも学習をスタートできる環境が整っています。
スキルを「資格」で証明しやすい
AWSには世界共通の『認定資格』があります。
この資格を取得すれば、AWSの知識があることの客観的な証明になるため、未経験者でも企業に実力をアピールしやすいという大きなメリットがあります。
正しいステップを踏むことが大切
ただし、未経験からAWSエンジニアになるのは楽な道のりではありません。
AWSエンジニアになるためにAWSを学ぶには、その土台となるサーバーやネットワークといったITインフラの基礎知識が不可欠です。
焦らずに基礎から順番に学ぶことが、挫折しないための何よりの近道です。
AWSエンジニアになるステップについては、【完全ロードマップ】AWSエンジニアになるための3ステップ⇩で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
AWSエンジニアの平均年収

未経験からでも目指せることが分かったところで、次に気になるのは、やはり『お金』の話ですよね。
専門性が高いAWSエンジニアは、他のITエンジニアと比べても高い年収が期待できます。
経験年数別の年収早見表
経験年数をベースに、プロットしました。※目安です
経験レベル | 年収レンジ | 主な役割と求められるスキル |
ジュニア (1~3年) | 350万円~500万円 | 基本的なAWSサービスの構築・運用。EC2, S3, RDS等の監視・一次対応。先輩の指示のもとで業務を遂行 。 |
ミドル (3~5年) | 500万円~800万円 | 小~中規模案件の設計・構築を主体的に担当。IaCによる自動化、コンテナ技術の導入。後輩の指導 。 |
シニア (5年以上) | 700万円~1,000万円以上 | 大規模案件のアーキテクチャ設計、技術選定、プロジェクトリード。高度な専門性やマネジメントスキル 。 |
ちなみに私の場合は上記の表にキレイに当てはまっています(笑)
需要の高さに加えて、企業のビジネスの根幹を支える重要な役割だからこそ、年収が高くなる傾向にあります。
正社員とフリーランスの年収比較
フリーランスとして独立した場合も見てみましょう。
業界最大手のフリーランスエージェントであるレバテックフリーランスの調査によると、AWSのフリーランスエンジニアの平均年収は912万円(月単価76万円)です。
会社員に比べて高い傾向にあることがわかりますね。
まずは正社員として3年ほど経験を積み、自信がついたらフリーランスとして独立する、といったキャリアプランを描く人も多いです。
AWSエンジニアで働くメリット・デメリット

「AWSエンジニアになることでメリットの他にデメリットはないの?」
そんな疑問が出てきますよね。
ここまでAWSエンジニアの魅力について触れてきましたが、デメリットも存在します。
まず、AWSエンジニアのメリットは下記の6つ
- 市場価値が高い
- 将来性がバツグン
- 高年収を目指せる
- キャリアパスが豊富
- 最先端の技術に触れ続けられる
- 働き方の自由度が高い
これは私が働いて実感していることでもあります。
専門知識とスキルを身につければ、比較的自由度が高く条件よく働けるのが良いところですね。
逆にデメリットは
- 継続的な学習が”必須”
- 責任が重く、プレッシャーも大きい
- 緊急対応の可能性がある
があります。
デメリットについてはAWSエンジニアだからではなく、エンジニア全般に言えることです。
AWSエンジニアに向いている・向いていない人の特徴

「AWSエンジニアにも向き・不向きはあるの?」
これに対する回答はYesです。
AWSエンジニアは専門職なので、向き・不向きがはっきりしています。
それぞれ特徴について見て行きましょう。
AWSエンジニアに向いている人の特徴
- 新しいことを学ぶのが好きな人
- 物事を順序立てて考えるのが得意な人
- 地道な作業もコツコツ頑張れる人
- 変化を楽しめる人
常に新しい技術が出るIT業界では変化に対応できる人が向いていそうですね。
逆に向いていないかもしれない、、、人の特徴
- 勉強や新しいことのキャッチアップが苦手な人
- プレッシャーに極端に弱い人
- 大雑把な正確な人
ただ、上記に当てはまったからと言ってAWSエンジニアになれない。という訳ではないので安心してください。
AWSエンジニアに必要なスキル

「AWSエンジニアになるために何を勉強すればいいの?」
と疑問が出てきますよね。
ここでは、身につけるべきスキルを大きく4つに分けて、それぞれ例を出しながら具体的に紹介します。
※先にお伝えしておきますが、4つめの「プログラミングスキル」は必須ではありません。
あくまでプラスαの要素です。
「プログラミングが嫌だからインフラエンジニア選んだのに、、、。」って方も安心して読み進めて下さい。
AWSの知識
AWSの知識は最重要です。
でも、いきなり全て覚えるのは難しいです。
まずは、どんなシステムを作るにも必要になる「最重要の基本サービス」から押さえておきましょう。
- VPC(ネットワーク)
- AWS上に作る「自分だけの土地」のようなもの。ここにサーバーなどを建てていきます。
- EC2(サーバー)
- その土地に建てる「建物本体」。プログラムを動かす仮想的なコンピュータです。
- S3(ストレージ)
- 画像やファイルなどを保管しておく「倉庫」です。
- RDS(データベース)
- 顧客情報などのデータを整理して保管しておく「高性能な本棚」です。
- IAM(セキュリティ)
- 「建物のカギや警備員」。誰がどの部屋に入れるのかを管理する、セキュリティの要です。
AWSの基礎についての学び方については、下記の「AWSってなに?」の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

インフラの知識
AWSを学ぶためには、基礎であるインフラの知識も必要です。
例えるなら、「土地(AWS)」を理解するために、その下にある「地面(インフラ)」の知識が必要なイメージです。
学ぶべき内容は以下の2つが代表的です。
- Linuxの基礎知識
- AWSのサーバーの多くはLinuxで動いています。サーバーに指示を出すための基本的な「言語(コマンド)」を学びましょう。
- ネットワークの基礎知識
- サーバー同士がどうやって通信しているのかを知る知識です。「IPアドレス」や「DNS」といった言葉の意味が分かると、学習がスムーズに進みます。
コミュニケーション能力
「エンジニアってコミュニケーション能力いらないんじゃないの?」
と、思う方もいますよね。
私もIT業界に入る前まではそう思ってました。
でも実はちょっと違うんです。
もちろんPCとにらめっこしている時間も多いですが、
- チームの仲間と連携をとる
- 技術に詳しくない人に分かりやすく伝える
- 相手が言いたいこと、やりたいことをヒアリングする
など、コミュニケーションをとる機会が意外と多いのです。
プログラミングスキル(おまけ)
これは必須ではないですが、プログラミングが出来るとAWSエンジニアとしての価値がさらに高くなるので追加しました。
高度な開発スキルは必要ではありません。
しかし、簡単なプログラムが書けると、仕事の幅が広がります。
理由は以下の2つ
- 手作業を自動化するため
- インフラをコードで管理するため(IaC)
AWSエンジニアの仕事では、手動で構築するだけでなく、コードを使った環境構築を行うことがあります。
ここでは「そんなことができるんだ!」と知っていただければ問題ないです。
【完全ロードマップ】AWSエンジニアになるための3ステップ

AWSエンジニアに求められるスキルが分かったら、あとは行動あるのみです!
未経験からAWSエンジニアになるための、最も王道な3ステップを紹介します。
ステップ1:資格取得
まずは資格の取得。
以下2つの資格の取得を目指しましょう。
資格 | どんな資格 | 勉強時間の目安 |
---|---|---|
①LPIC Lv.1 | インフラエンジニアの入門資格 | 200~250時間 |
②AWS SAA | AWSの知識を獲得できる資格 | 150~200時間 |
取得する順番は[ LPIC Lv.1 → AWS SAA ] がおすすめ。
この順番で取得することで必要な知識を効率的に学習できます。
最低限この2つを取得し、なるべくSTEP2,3に時間を割きましょう。
ステップ2:転職エージェントの利用
次は転職エージェントに登録します。
これは資格取得と並行して早めに進めておくのが良いです。
理由は
- 求人の相場がわかる
- 自分に何が足りないのかわかる
- エージェントとの繋がりができる
など、転職活動がスムーズになるから。
登録時期は、LPIC Lv.1の学習を始めたタイミングがおすすめ。
「LPICを学習中」と伝えるだけでも紹介してもらえる求人が多くなります。
すでに学習を始めている方は、今のうちに登録しておきましょう!
おすすめは以下の3社。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
ユニゾンキャリア | ▼特徴① IT未経験者へのサポートに特化 ▼特徴② ITスクールを無料で利用可能 |
マイナビIT AGENT | ▼特徴① 20代人気No.1 ▼特徴② IT業界の専任アドバイザーが在籍 |
ウズウズIT | ▼特徴① IT業界特化型の転職エージェント ▼特徴② 完全無料の教育プログラムがある |
※株式会社マイナビのプロモーションを含みます
各エージェントの詳しい説明は下記の「IT未経験向けの転職エージェント」をご覧ください。

ITエンジニアとして経験のある方はこちら(タップで開く)
AWSは未経験だけど、既にITエンジニアとして経験がある方には下記の転職エージェントがおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
レバテックキャリア | ▼特徴① ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1 ▼特徴② 職種ごとの専門アドバイザーが担当 |
マイナビIT AGENT | ▼特徴① 20代人気No.1 ▼特徴② IT業界の専任アドバイザーが在籍 |
JAC Recruitment | ▼特徴① IT・デジタルのハイクラス転職に特化したJAC Digitalを運営 ▼特徴② ハイクラス転職の満足度で7年連続No.1の実績 |
どの転職エージェントもIT業界に特化しており、転職者の心強いサポーターになります。
各エージェントの詳しい解説は「ITエンジニア向けのおすすめ転職エージェント」で解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。

ステップ3:準備&応募
そして最後に応募です。
応募のタイミングとしては、AWS SAAの学習開始後から徐々に始めていけばOK。
しかし、単に応募していくだけでは書類選考すら通りません。
これは私も同じでした、、、。
そこで意識してもらいたいのが以下の5点
- 応募書類の作りこみ
- 面接対策
- 条件を絞り過ぎない
- SNSを活用する
- 最後まであきらめない
この5つのポイントを実践すれば少しずつ内定が増えていくはず。
①から順番に実践してみて下さいね。
AWSエンジニアになるための3ステップは以下の記事でさらに詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

AWS認定資格一覧

「AWSの資格ってたくさんあるんでしょ?種類が多すぎてわからないよ」
そう感じる人もいますよね?
ここでは、AWSエンジニアになるためのステップ1で紹介した「AWS認定資格」について
- どんな種類の資格があるのか
- 最初に学ぶべき資格はどれなのか
を解説していきます。
先に結論から言うと、未経験の人が最初に取得するのにおすすめなのは「アソシエイトレベル」の「AWS Certified Solutions Architect – Associate(AWS SAA)」です。
難易度は「基礎レベル → アソシエイトレベル → プロフェッショナル」の順で難しくなっていきます。
基礎レベル
その名の通り、AWSの「入門編」となる資格です。
「クラウドとは何か?」「AWSにはどんなメリットや主要サービスがあるのか?」といった、全体像を広く浅く理解していることを証明します。
エンジニアだけでなく、営業職やマネージャーなど、AWSに関わる全ての人が対象です。
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)
- AWS Certified AI Practitioner(AIF)

アソシエイトレベル
AWSを扱うエンジニアにとっての「実務の入り口」となる資格です。
「AWSの主要サービスを使って、セオリー通りにシステムを設計・構築・運用できる」ことの証明になります。
1年程度の実務経験者が主な対象ですが、未経験者でもしっかりと学習すれば十分に合格を狙えます。
- AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA)
- AWS Certified Developer – Associate (DVA)
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate(SOA)
- AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA)
- AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA)

プロフェッショナルレベル
アソシエイトの上位に位置する「上級者向け」資格です。
複数のサービスを組み合わせた複雑な要件に対し、最適な設計や改善提案ができる、高度なスキルを証明します。
取得すれば、AWSのエキスパートとして高い評価を得られます。
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP)
- AWS Certified Solutions Architect – Professional (SAP)

Specialty
「セキュリティ」「ネットワーク」「データベース」など、特定の分野を極めたスペシャリストであることを証明する資格です。
自分の専門性や得意分野を、より明確にアピールしたい場合に取得を目指します。
- AWS Certified Machine Learning – Specialty(MLS)
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty(ANS)
- AWS Certified Security – Specialty(SCS)

AWS以外で役立つ関連資格
AWSエンジニアの価値をさらに高めるには、AWSの土台となる技術の理解が欠かせません。
余裕があれば、以下の資格学習もおすすめです。
個人的には、LPIC → AWS SAAの順で取得することをオススメしています。
LinuC (リナック) / LPIC (エルピック)
- 概要
- サーバーで最も広く使われているOS「Linux」の技術力を証明する資格です。
- なぜ役立つか?
- AWS上のサーバー(EC2インスタンス)の多くはLinuxで動いています。
- OSの知識があれば、トラブルが起きた時の原因調査やより高度な設定がスムーズにできるようになり、対応できる業務の幅が大きく広がります。
CCNA (シーシーエヌエー)
- 概要
- ネットワーク機器の最大手Cisco社が認定する、ネットワークの基礎知識を証明する資格です。
- なぜ役立つか?
- AWSのネットワークサービス(VPCなど)は、普遍的なネットワーク技術のうえに成り立っています。この資格の学習を通してネットワークの基礎を固めることで、「なぜAWSでこの設定が必要なのか」を根本から理解でき、複雑なネットワーク構成にも対応できるようになります。
AWSエンジニアの将来性が高い理由とは?

「AWSエンジニアを目指したい!だけど将来性はある技術なの?」
「せっかく勉強しても使えなくなったら嫌だな、、、」
そう不安に思う方もいるかもしれません。
ですが、安心してください!
AWSエンジニアの将来性は高いと胸を張って言えます。
ここではその理由について解説していきます。
クラウド市場が伸び続けているから
あらゆる企業が自社サーバーを持つ時代から、システムをクラウド上に構築する「クラウドシフト」が加速しています。
そのクラウド市場でAWSは世界No.1のシェアを誇り、今後も成長が見込まれています。
この巨大な波に乗れるのがAWSエンジニアです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)に不可欠だから
AI、ビッグデータ、IoTといった最先端技術は、AWSのような強力なクラウド基盤の上で動いています。
つまり、AWSエンジニアは企業のDXを支える中心人物であり、その重要性はますます高まっています。
あらゆる業界で求められる「なくならない仕事」だから
今や金融、医療、製造、エンタメなど、業界を問わず全てのビジネスがITで成り立っています。
例えば、動画配信サービス: Netflixは、そのサービスのほぼ全てでAWSを利用していることで有名です。
AWSのスキルは特定の業界に依存しないため、景気の変動にも強い普遍的なスキルと言えます。
AWSエンジニアのよくある質問

AWSエンジニアに関するよくある質問を紹介しておきます。
他にもよくある質問は下記にまとめているので、ぜひ参考にして下さい。

まとめ|AWSエンジニアは魅力的な仕事

本記事では、AWSエンジニアの仕事内容から将来性、そして未経験から目指すための具体的なステップまでを解説してきました。
最後に、大切なポイントを振り返りましょう。
- 高い将来性
- AWSはクラウド市場No.1。今後も需要は拡大し続けます。
- 高収入と多様なキャリア
- スキルを磨けば、経済的な豊かさと自由な働き方が手に入ります。
- 未経験でも挑戦可能
- 正しいステップで学べば、誰にでもチャンスがあります。
これだけの魅力と可能性を秘めたAWSエンジニアですが、
「本当に自分にできるだろうか…」
と、あと一歩が踏み出せないでいるかもしれません。
その気持ち、とてもよく分かります。
そんな方は、IT・AWSに強い転職エージェントに相談⇧して話だけでも聞いてみましょう!
少しでも参考になれば嬉しいです。
本サイト「なおナビ」では、AWSエンジニアにまつわる情報を発信しています。
- AWSエンジニアについて知りたい!
- AWSエンジニアになる方法が知りたい!
- ぶっちゃけAWSエンジニアって稼げるの?
こんな疑問を持っている方はぜひ他の記事も読んで、AWSエンジニアについて知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
気付けば10,000字を超える記事になっていました(笑)
この記事は全部読む必要はなくて、必要な時に必要なとこを読む。
そんな感じで読んで頂けたら嬉しいなーと思い、書きました。
必用な情報にたどり着けるように設計したつもりです。
AWSエンジニアについて知りたければこの記事を読めばOK!そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
疑問に思ったことや分かりづらいとこがあれば気軽に X(@naoto_naonavi)かお問い合わせフォームまでご連絡ください!
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