【年収200万UP】未経験からAWSエンジニアへ。単純作業を脱出した「戦略的転職」の全記録【案件#3】

そんな悩みを抱えて、キャリアの袋小路に迷い込んでいませんか？

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こんにちは、なおとです。

前回の記事🔗で、私は「会社や環境のせいにする他責思考」を捨てました。

しかし、マインドを変えただけでは現実は変わりません。

待っていても、私のもとにAWS案件は降ってきませんでした。

そこで私は、生活のすべてをエンジニアとしての成長に捧げる覚悟を決めました。

比率にして[プライベート1：仕事（学習）9 ]。

今回は、私が未経験ながらどうやって念願の「AWS案件」を勝ち取ったのか。

そして、入場初日から待ち受けていた「現場のリアル」について、包み隠さずお話しします。

【決断】「ここにいても未来はない」単純作業からの脱出

結論から言います。

今の会社で「AWS案件に行けるルート」が見えないなら、環境を変える（転職する）のが最短ルートです。

私はその決断をし、すべての時間を未来への投資に変えました。

「プライベート1：仕事9」の覚悟

前回の記事でお話しした通り、私は単純作業の現場にいながら、業務時間外には猛烈に勉強を開始しました。

これら全ての時間をLPICやAWSの学習に突っ込みました。

正直、当時の私にワークライフバランスなんて言葉はありませんでした。

「今のままキャリアを終えたくない」という危機感が、私を突き動かしていたのです。

自分の市場価値を知るために「プロ」を使う

しかし、ただ勉強するだけでは案件は取れません。

私は「今の会社では、未経験の私がAWS案件に入るのは無理だ」と見切りをつけ、転職エージェントに登録しました。

自分一人で求人サイトを眺めていても、どの企業が「未経験でもAWSをやらせてくれるか」なんて分かりません。

エージェントを使って「ポテンシャル採用をしてくれる企業」を効率的に探したことが、私のキャリアの分岐点でした。

私が実際に利用したり、周りのエンジニアから評判のいい転職エージェントについては、以下の記事で紹介しています。

まずは「自分の市場価値」を知ることから始めてみてください。

▼未経験・微経験者向け

▼経験者向け

未経験の私が「いきなりAWS案件」に入れた4つの戦略と真実

「AWSは実務経験者じゃないと無理」 これは半分正解で、半分間違いです。

確かにスキルは必須ですが、「案件を決めるのは人間（営業や面接官）」だからです。

私は実務経験ゼロでしたが、以下の4つの要素を戦略的に組み合わせることでAWS案件への切符をもぎ取りました

これは運任せではなく、再現性のあるアプローチです。

1. 【環境】そもそも「AWS案件がある会社」に転職した

精神論の前に、これが大前提です。

前回の記事で私が転職を決意したのは、前の会社が「技術的な仕事に就ける可能性が低い」と感じたからです。

どれだけ釣り竿を磨いても、魚がいない水たまりでは魚は釣れません。

私は転職活動の軸を「AWSの案件（またはクラウド案件）を豊富に持っている会社か？」に絞りました。

面接で「未経験からクラウド案件に入った事例はあるか」を確認し、「環境」という土台を最初に整えました。

2. 【社内営業】担当営業に「コイツは売れる」と思ってもらった

ここが最大の勝因だったと分析しています。

案件を持ってくるのは、会社の「営業担当」です。

つまり、まずは営業担当に「このエンジニアなら客先に提案しやすい」と思ってもらえる必要があります。

私は待機期間中、担当営業に対して以下の「学習プロセスの報告」を徹底しました。

営業担当も人間です。

「なんとなく待機している人」より、「熱量高く成果を報告してくる人」を優先的に案件にねじ込みたくなるものです。

私は営業担当に味方になってもらうことで、チャンスを引き寄せました。

自分が努力していること、やり遂げたことは、どんどんアピールしていいのです。

3. 【武器】技術不足を「コミュニケーション能力」でカバーした

実務未経験である以上、技術力で経験者に勝つのは不可能です。

そこで私は、面談の場で「コミュニケーション能力（対人スキル）」を全面的に売り込みました。

現場が恐れているのは「技術がないこと」と共に、「報連相ができずにトラブルを隠すこと」です。

「技術はあとから追いつきます。でも、コミュニケーションでの事故は起こしません」

という安心感を与えることで、採用ハードルを下げてもらいました。

4. 【運】タイミングよく「ポテンシャル枠」が空いていた

正直に言います。

最後は「運」も味方しました。

たまたま、「経験豊富なリーダーの下につける、若手育成枠（ポテンシャル枠）」の募集があったのです。

しかし、運は準備していた人の前にしか現れません。

もし私が「プライベート1：仕事9」で勉強していなかったら？

営業担当にアピールしていなかったら？

せっかくの「運」も、「君にはまだ早い」とスルーされていたでしょう。

「正しい場所に転職し、準備をして、運が回ってきた瞬間に掴み取る」 これが、私が未経験からAWS案件に入れた真実です。

【現場の洗礼】念願のAWS案件、しかし初日から冷や汗が止まらない

こうして私は、念願の「AWSエンジニア（サーバー構築・運用保守）」としての切符を手にしました。

しかし、入場してすぐに「勉強と実務の壁」にぶち当たりました。

マネジメントコンソールで迷子になる

S3、EC2、EFS、RDS…。 資格勉強でサービスの名前や役割は知っています。

しかし、いざ実務で「AWSマネジメントコンソール」を開くと、手が止まりました。

「画面のどこを押せばいいんだっけ…？」

「教科書で見た画面と全然違う…」

GUI（画面操作）特有の「どこに何があるか分からない」状態に陥り、冷や汗をかきながらボタンを探す日々が始まりました。

会議で飛び交う「宇宙語」

社内からのチーム4は人体制でしたが、AWS経験者はリーダーの1人のみ。

会議では専門用語が飛び交いますが、文脈が全く理解できません。

その場で質問しようにも、何が分からないのかも分からない状態。

必死にメモを取り、会議が終わった瞬間にGoogle検索にかけて答え合わせをする。

そんな自転車操業のような毎日でした。

【基礎の重要性】LPICは裏切らない！私を救った「Linuxの基礎力」

AWSの知識不足で溺れかけていた私を救ってくれたもの。

それは、前職時代に死に物狂いで勉強していた「LPIC（Linux）」の知識でした。

AWSの中身は、結局「サーバー」だった

AWSといっても、EC2の中に入ってしまえば、そこはLinuxの世界です。

ログの取得、設定ファイルの編集、トラブルシューティング。

これらはすべて、LPICで学んだコマンド操作そのものでした。

この「Linuxなら分かる」という自信が、慣れない現場での精神安定剤になりました。

もし、AWSの表面的な勉強しかしていなかったら私はこの現場で完全に潰れていたと思います。

「AWSエンジニアになりたいなら、まずはLinuxをやれ」。

これは私の実体験からくる、紛れもない真実です。

【激変】年収200万UP＆フルリモートへ。AWSエンジニアになって得たもの

苦しい時期もありましたが、この転職とAWS案件への挑戦は大正解でした。

「プライベート1：仕事9」で耐え抜いた先には、「時間」と「お金」の両方で人生のステージが変わる体験が待っていました。

場所に縛られない働き方

案件に入った当初は、片道2時間かけて職場に通っていました。

しかし、キャッチアップが進み、チーム内での信頼が得られてきた2ヶ月後。

ついに「リモートワーク」が許可されました。

往復4時間の通勤時間が消滅し、その時間をさらなる学習や、今まで犠牲にしてきたプライベートの時間に充てられるようになりました。

未経験でも年収200万円アップ

そして何より大きかったのが、収入の変化です。

単純作業をしていた前職時代に比べ、年収は200万円アップしました。

「未経験でも、市場価値の高い場所に身を置き正しい努力をすれば給料は上がる」

通帳の数字を見た時、自分の選択が間違っていなかったことを確信しました。

AWSエンジニアは、それだけ夢のある職業です。

まとめ：まずは1歩踏み出してみよう

今回の記事のポイントをまとめます。

もし今、あなたが「現場でスキルがつかない」と悩んでいるなら、嘆いている時間はもったいないです。

私のように「プライベート1：仕事9」で一点突破し、環境を変えるアクションを起こしてみてください。

まずは、自分を受け入れてくれる企業があるか、エージェントに話を聞きに行くだけでも大きな一歩です。

私が利用して人生を変えたエージェントは、こちらにまとめています。

AWSエンジニアを目指す人が登録すべき転職エージェントおすすめ3選🔗

あなたのキャリアが、ここから大きく好転することを応援しています！