- IT業界って、本当に未経験からでも稼げるの?
- 将来性を考えてIT業界に興味はあるけど、年収がどれくらいか不安…
- 年収ってどんな感じで上がっていくの?
IT業界の給料への不安をかかえたまま転職活動をしている人は少なくありません。
私は未経験からIT業界へ転職し、SES3社を経てAWSエンジニアに。
転職エージェントを利用した転職で年収は3年で400万円アップさせることができました。
私自身、未経験からIT業界に転職した最初は給料について沢山悩みました、、、
そこでこの記事では、ITエンジニアのリアルな給料事情と平均年収、そして具体的な年収アップ方法について解説します。
- ITエンジニアの平均年収
- 年齢別、職種別の平均年収
- ITエンジニアの年収アップ方法
この記事を読むことで、ITエンジニアの給料事情について知ることができ、IT業界に転職した後の具体的なキャリアプランをイメージできるようになります。
ITエンジニアの平均年収
ITエンジニアの平均年収は462万円です。
ITエンジニアの平均年収の推移
コロナの影響?で一時的に返金年収は下がっていましたが、年々上がっていることがわかります。
日本人の平均年収と比べてもIT業界の平均年収が高い事が分かります。
- 他の業種に比べてITエンジニアの平均年収は高い傾向がある
- 年々、右肩上がりに年収が上がっている
ITエンジニアの年代別平均年収
次に年代別の平均年収について見て行きましょう。
ITエンジニアの年代別平均年収
1番の注目ポイントは、年齢が高くなるごとに平均年収も伸びていることです。
20代には、新卒や異業種からの転職組も入っているのでどうしても平均年収は低めになっています。
私がIT業界で働いていて感じる、年齢ごとに平均年収が上がっている理由は
① 単純に役職が上がり、高単価になっていくから
② 経験を積み転職をすることで年収を上げているから
③ 実務経験が増え出来ることが増え、市場価値の高いエンジニアになっているから
ただの年功序列ではなく、IT業界ではスキルや経験によって年収が決まる会社も多いです。
そのため、このグラフには出ていない若いうちから大きく稼いでいるエンジニアが多くいるのもまた事実です。
- 年齢が高いほど、年収も高い傾向がある
- IT業界ではスキルや経験があれば20代のうちから大きく稼ぐことができる
職種ごとの年収目安
職種ごとに、未経験者向けの年収目安と経験を積んだ場合の平均年収をまとめました。
各職種の説明については【初心者でもわかるIT職種】IT未経験から転職するならインフラエンジニアと開発エンジニアどっちがおすすめ?の記事で詳しく解説しています。
表に記載してある金額はあくまで参考ですが、順調にキャリアを積んで行けば実現可能な数字です。
① 開発系職種
職種 | 未経験時の年収 | 経験3~5年収 | 経験10年以上の年収 |
---|---|---|---|
プログラマー (PG) | 350万~500万円 | 500万~700万円 | 700万~1,000万円 |
システムエンジニア(SE) | 400万~550万円 | 600万~800万円 | 800万~1,200万円 |
フルスタックエンジニア | 450万~600万円 | 700万~1,000万円 | 1,000万~1,500万円 |
ウェブエンジニア | 350万~500万円 | 600万~800万円 | 800万~1,200万円 |
ゲームエンジニア | 350万~500万円 | 500万~800万円 | 700万~1,200万円 |
未経験の時は年収低めだけど、ある程度経験積めば年収も上がっていきそうだね!
そうだね、IT業界はスキルが評価されやすいから市場価値の高いスキルを付けていく事で年収アップを狙えるよ!
- プログラマー (PG) → システムエンジニア (SE) → 上流工程へ進むと年収アップ
- フルスタックエンジニアは開発+インフラを扱えると市場価値が高い
- Web系はスキル次第でフリーランス独立も可能
② インフラ系職種
職種 | 未経験時の年収 | 経験3~5年収 | 経験10年以上の年収 |
---|---|---|---|
インフラエンジニア | 320万~450万円 | 500万~800万円 | 800万~1,200万円 |
クラウドエンジニア | 400万~600万円 | 700万~1,200万円 | 1,000万~1,500万円 |
ネットワークエンジニア | 350万~500万円 | 600万~900万円 | 900万~1,300万円 |
サーバーエンジニア | 350万~500万円 | 600万~900万円 | 900万~1,200万円 |
インフラエンジニアの中ではクラウドエンジニアが1番年収高いんだね!
クラウドは需要が高まっているのもあって年収が高くなる傾向にあるよ!
- インフラエンジニアは「運用・保守 → 設計・構築 → 設計」の順に報酬アップ
- クラウド(AWS、Azure)を学ぶと、高時給を実現しやすい
- 資格(LPIC、CCNA、AWS認定)で転職や昇給がしやすい
③ ITコンサル・管理系
職種 | 未経験時の年収 | 経験3~5年収 | 経験10年以上の年収 |
---|---|---|---|
ITコンサルタント | 500万~700万円 | 800万~1,200万円 | 1,000万~2,000万円 |
プロジェクトマネージャー(PM) | 600万~800万円 | 900万~1,500万円 | 1,200万~2,000万円 |
プロダクトマネージャー (PdM) | 600万~800万円 | 1,000万~1,500万円 | 1,200万~2,500万円 |
コンサルとかPMは年収もやっぱり高いんだね!
年収が高い分、未経験から直接入るのは難しい職種でもあるね!
ある程度経験を重ねた後に転職して入るとかになるかな!
- ITコンサルやPMは未経験からの就職は難しい(エンジニア経験が必要)
- 外資系コンサル(アクセンチュア、PwCなど)は年収1,000万超えも可能
- プロダクトマネージャー(PdM)は、Webサービス開発の経験+マネジメントスキルが必要
筆者がIT業界に未経験から入った時の年収
やっすい
はい、とにかく年収は低かったです。(ここでは言えないくらい、、、
理由としては、資格もIT知識も何もない状態で転職したからです。
専門的なことが何もできなかったので仕方ないと思っていました。
むしろ何も持っていない私を採用してくれた当時の会社には感謝してます。
20代の平均年収を大きく下回ってた
もちろん、平均年収も大きく下回っていました。
今、未経験から転職する場合にどの程度の給料水準になるかは転職エージェントや転職サイトで確認しないとわかりません。(その人のスキルや経験にもよるから)
ですが、平均年収まで行かずとも近い年収までは出してもらえると考えてよいかと思います。
年収アップのための方法
IT業界では「実力主義」の傾向が強く、スキルや経験次第で短時間で年収アップが可能です。
ここでは年収UPするための代表的な方法を3つ紹介します。
① 資格を取得する
未経験者でもLPIC、CCNA、AWS認定資格、基本情報技術者試験などを取得すると、転職や昇給につながりやすくなります。
資格の勉強方法は下記の記事でも紹介しているので、興味ある方は読んでみて下さい。
② 転職
ITは転職で年収を上げやすい業界です。実務経験を積んで2~3年後に今より条件の良い企業に転職するのが一般的です。
転職して年収アップさせるなら転職エージェントの活用がおすすめです。
3年で年収400万円アップさせた私がおすすめの転職エージェントを下記の記事で解説していますので参考にして下さい。
③ 実務経験を積んでスキルを磨く
プログラマーなら個人開発、インフラエンジニアならクラウドの知識を身につけると、市場価値が上がり年収も上がりやすくなります。
具体的な会社名を書いているので一部有料になってしまいますが、私が3年で年収400万円アップさせたキャリアについてまとめた記事もあるので、興味ある方は覗いてみて下さい。
- 資格取得やスキルアップで年収UPを狙える
- 転職する事で年収UPが狙いやすい
- スキルによって年収の上がりやすさにも違いがある
まとめ
IT業界はスキルや経験次第で年収アップがしやすいのが特徴。
未経験からでも転職や資格取得を活用すれば、数年で年収を大幅に上げることが可能です。
また、未経験からでもLPIC、CCNA、AWS認定資格、基本情報技術者などの資格を取得すれば、転職や昇給のチャンスが広がります。
特にこれをやりたい!っていうのがない人は、最初は給料水準の高さから選ぶのも方法の1つかなと思います。
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それでは、良いエンジニアライフを!
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